全国の緊急事態宣言も解除されて、少しずつ日常が戻ってきました。とはいっても、新型コロナウイルス騒動前の状態に戻ったということではなく「コロナと共存して生きていく」この新たな流れが始まったという感じがしています。
先日、今回の騒動を受けて、こんな発言をを見かけました。
「コロナウィルスに感染した人は少ないけれど、コロナの情報ウィルスに感染した人はとても多い」「何が不要・不急なのか、自ら考えられなくなってしまった人がとても多くなった」
確かに、そう思います。テレビやニュースのみならず、インターネットによって大量の情報があふれかえっていて…それが真実だと思い込んで、みな鵜呑みにする。でもそれは本当に真実なのでしょうか?
コロナ騒動をきっかけに、我が家でもひとつ動き出したことがありました。それは小学生の娘の「休学」です。といっても、娘はまだ小学生で義務教育なので、一般的には「登校拒否」というくくりになりますね。
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家族によって何がベストか?
娘は私立小学校に通っているので、登校拒否でも授業料が発生してしまいます。そのため、はじめは「転出」という方向で考えていたのですが、どうもしっくりとこない。
もともと公立の小学校に通わせる気がなく自由学校を選択してきたので、学校をやめたとしても「公立小学校に転校する」という気持ちはまったくありませんでした。娘自身も公立の小学校に行くことに対してあまりピンときていません。
そうはいっても、義務教育のため「公立の小学校に席を置かなければならない」というのがいまの現状。席を置くということは、それなりのしがらみが発生する。そこが気になって、なかなか「転出」に踏み込めずにいました。
私たち家族にとって転出することがベストなのか?それともここに通い続けることがベストなのか?「それを考える時間がほしい」とずっと思ってきていたのです。
そんなときに、これまで利用していた学童から「コロナウイルスによる休会措置を設けた」というお知らせがあって。「あっ!学校でもこんなように対応してもらえないだろうか?」という閃きが起こり、これまで話を進めてきていたのでした。
学校側としてもこういったケースはこれまでなかったようで、あれこれと検討されたようですが、結果的には「長期欠席」という扱いで授業料も考慮していただけることになり、娘は学校を休んでいます。