私たち成人女性は、おっぱいに膨らみがある場合が多い。そしてその膨らみは大小問わず、日常生活を送るうえで支障になることも。そこでブラジャーという胸あてが、ふくらみを支えて守る役割を果たしてくれる。
…なんてことは誰もが知っているけれど、ブラジャーとひと言でいっても、いろいろある。
ワイヤーでしっかり支えるタイプ、ちょっと盛ってくれるパッド入り、窮屈感の少ないノンワイヤー、エクササイズやスポーツ用、バッチリ決める補正下着、大人への階段!初めてのブラ…などなど。
おっぱいは十人十色。そんなさまざまなおっぱいに対応するべく、ブラジャーも多種多様に存在する。
ブラデビュー、卒ブラ、そして替えどき(買いどき)や辞めどきも、きっかけは千差万別。一生付き合って生きていくこのおっぱいは、そんなブラとのカンケイがつきものだ。
もちろんアラフォーの筆者も、愛すべきこのおっぱいとはさまざまな思い出がある。なかでも、37歳をちょっと過ぎたときに私の身に起きたブラジャーの衰退と復活、そしておっぱいと自分自身の変化についてを、今回はお話したい。
ブラ、イヤイヤ期は突然に?
ときにブラジャーは、自分の体型チェックのバロメーターにもなる。きつくて食事すると苦しい…、外した時の跡がクッキリで恥ずかしすぎる…など。
私の体は、俗にいう「歳をとると代謝落ちるよ〜」説をガッツリと裏切ることなく、気づけば30歳ころから徐々に太り始め、35歳過ぎには10kg以上太ってしまっていた(普通に生きていただけなのに、なぜ?)。
そんなに太れば下着がきついのは当たり前だ。服だって着られなくなってサイズアップするんだから。
なのに、不思議なことに、どう見ても体型が変わっているにも関わらず、なぜかブラだけはサイズを変えず無理やりつけるという日々を送り続け…そして気がついたころには「ノンワイヤーブラ」に変わっていた。