2020年10月26日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で取り上げられた、「サバ読み貯金」についてご存じでしょうか。
この「サバ読み貯金」とは、パートナーに所得額・貯蓄額をあいまいにしてサバを読んでいる貯金のこと。
番組内で取っていたアンケートでは、「本当の貯金額を伝えている」というかたは24.5%のみしかおらず、75.5%がサバを読んでいるという結果に…。
もしかしたらあなたのパートナーも「サバ読み貯金」しているかもしれません。そこできょうは「サバ読み貯金」にフォーカスしてお話したいと思います。
どうやって貯金した?
サバ読み貯金法としては、「パートと生活費の節約で650万円(30代主婦)」「結婚前の給料を実家に預けており、1000万円以上(50代男性会社役員)」「家計は自分が管理。口座の残高をごまかして伝えて5000万円相当(80代女性)」「昔10年で2倍になる口座に預けており、1000万円以上(80代女性)」などがあげられていました。
ネット上では「私もサバ読み貯金してる」という声もみかけましたが、どちらかというと「そんなのない!」「夫婦で口座を見せ合いっこしている」などの声が目立ちます。
番組がアンケートを実施していたのは、東京・銀座。マダムが多いことから実情とは少しギャップがあるのかもしれません。世間のリアルな声に、なんだか少し安心してしまったのは筆者だけでしょうか…!
「離婚」を見据えて、サバ読み貯金?
番組内で回答していたかたのなかには「億あったときもある」と話す60代女性もいましたが、中央値はいくらなのでしょうか。結婚30年以上で50〜60代の夫婦の中央値は、「100万円」という結果でした。
サバ読み貯金をする理由としては、「妻にいうと浪費する」「老後なにがあるかわからない」「離婚を視野に入れている」などの理由があげられていました。支え合いながら生きていくために結婚したのに…なんだかさみしい結果ですね。