こんにちは。韓国在住3年目のライターHAZUKIです。韓国人男性と結婚し、現在は韓国で日本語講師として働いています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、日本に帰れなくなって早2年…。帰れないからこそ実感している「日本の魅力」はたくさんあります。そして、帰れないからこそ起きた「自分自身の変化」もあります。
そこで今回は、日本にいるときにはあまり気づかなかった日本の魅力と、韓国に移住して私自身に起きた変化をご紹介します。どうぞ最後までご覧ください。
韓国に移住してわかった「日本の魅力」3選
日本の魅力1.侘び寂びの美しい風景
美しい風景はどこの国にもありますが、日本の風景は格別です。
とくに私は温泉が大好きで、温泉街や温泉から見渡す絶景、日本家屋や日本庭園など、手が込んでいるのにそれを感じさせないシンプルで美しいもの、“侘び・寂び”といった美意識に惹かれます。
温泉自体は韓国にもあるのですが、温泉街や旅館などの雰囲気は日本のものとはかなり異なります。日本の温泉や“侘び・寂び”といった風情を思い出すとき、「日本に帰れなくて寂しいなぁ」とセンチメンタルな気持ちになります。
そうはいっても、まだ帰国できるのは少し先になりそうなので、「日本に帰れたら、美しい絶景が見える温泉めぐりをしよう!」と韓国人の夫と計画しています。韓国でも「日本温泉ツアー」があるようなので、それに参加するのもいいなと思ったり…。
帰国できたときには、まるで外国人と同じ気分で、日本の美しい景色に感動してしまいそうです。
日本の魅力2.消費者目線で考え尽くされた便利商品
韓国のスーパーで韓国のレトルトカレーを購入したときのことです。味はおいしいのですが、なんとなく違和感を覚えてしまいました。
その違和感の正体はなんだろう…と考えてみたところ、日本の便利商品に慣れ過ぎていたからではないか、と考えついたのです。
例えば、世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」は、箱にパウチを入れたまま電子レンジで加熱することができます。わざわざ箱から出し、お湯を沸かして湯せんする必要も、パウチからお皿に移してチンする必要もなく、洗いものが出ませんし、時短かつエコです。
そのほかにも切れ味のよいラップに粘着力の高いコロコロ、コロコロでも取り切れないカーペットの埃とり、ごっそり毛がとれる猫用のクシetc…、日本には一度手に取ると「こんなのほしかった!」と感動する、消費者目線で考え尽くされた商品が多いですよね。
日本でそれらの存在を知ってしまっているので、ないと結構ツライもの。実はラップに関しては、送料がかかっても日本のものを買っています。