こんにちは。韓国在住歴3年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
きょうは、日本と韓国のクリスマスの違いについてお話しします。
12月25日を過ぎてもクリスマス仕様
筆者がはじめて韓国に行ったのは、1月のはじめごろ。そのとき、カフェも街中もまだまだクリスマスの装飾が残っていたのが印象的でした。
日本だったら、クリスマスが終わったらすぐお正月ムードになるので、25日の夜にはクリスマスのデコレーションをすべて取って、お正月の準備をしますよね。
筆者自身、日本に住んでいるときは「クリスマスが終わったのにクリスマスの飾り付けが残っているなんてだらしない」と思っていました。
しかし韓国はクリスマスでも、ハロウィンでも、イベントごとの飾りなどをそのままにしておくところが多いと感じます。
とはいえ、本来のクリスマスはキリスト降誕の前夜24日から降誕当日の25日。そのあとも3賢者がキリスト降誕のお祝いを持ってくるまでの12日間を含めたものとされているため、1月までクリスマスの飾りをそのままにしておくのは本来は正しいのかもしれません。(参考:神田キリスト教会公式ブログ)
韓国はキリスト教信者の数が多いので、そのような理由でわざと飾りをそのままにしているのかな?と思い、韓国人の友人に聞いてみたところ「片付けるのがめんどくさいからじゃない?」だそうです。「日本人って、マメですごいんだな」と改めて思いました。
ちなみに、筆者の家の近くのお店はハロウィンにこんなツリーを出していました。
これならツリーを10月から出せて、有効利用できますね。おもしろいアイデアだなと思いました。