「仕事が早く的確」であること
続いて、28%で「仕事が早いところ」という要素に支持が集まりました。大変な仕事や、苦労するであろう仕事を冷静にこなしていく上司の姿は、部下の目には非常に格好よく映るもの。
自分ではできないことができる人に憧れの気持ちを持ち、モチベーションにもつながっていくと考えられますね。
特に新人社員や、仕事が遅いという部分にコンプレックスを抱え、悩む社員からは、尊敬される上司として存在感を放っているといえます。
仕事をする場においては「結果を出している上司」と同様、「仕事ができる」という部分が、やはり重要視されていることがわかりました。
部下から慕われている
続いては、20%で「部下から慕われている上司」に評価が集中。部下から慕われている上司は人望が厚く、評判にもなるため、多くの部下から尊敬されるといえます。
「仕事ができる」という部分とは一線を画しているようで、慕われるという能力も「仕事ができる」の大きな一要素でしょう。
細かな部下のマネジメントにまで気を配ったり気遣いができる人だからこそ、多くの部下から慕われているということが「尊敬できる上司」ということの証明に、より一層繋がっていくのではないでしょうか。
ムードメーカーな上司
同じ支持率の20%で、「ムードメーカーな上司」も登場。会社という組織に所属し、日々の業務をこなしている中では、雰囲気が悪くなることや何かしらのトラブルが生じることもありますよね。
そんなとき、雰囲気が明るくなるように取り繕ってくれたり、気をつかってくれる上司がいたことで救われた、という方も多いのではないでしょうか。
その人柄で、組織を良い方向に引っ張ってくれるリーダーシップを持っている上司を尊敬する、という人は少なくありません。
「部下に慕われている上司」と同様、仕事そのものはもちろん、ちょっとしたやり取りなどで伝わる人柄を武器に、結果を出していく上司もいると考えられます。
ただ長く勤務していれば評価され、上司として尊敬されるという形だけではなくなってきているのが、現代の日本。
今後はどのような存在が多くの人望を集めていくのか注目しながら、自分の能力を最大限発揮できる勤務の仕方について、改めて見つめ直してみても良いかもしれません。