積み上げる男と女のキーワード
ミズ:レイさん、きょう話すことないですね。
レイ:仕方ない、恋はわからないけどセッションの機会は逃さすヤる女だから。きょうは赤ベコだから私。ウンウン頷いてるだけ。黒田くんはないの?逃した瞬間とか。
黒田:僕は来るもの拒まずで経験人数が増えてしまっただけですし、あまり機会を逃すことがないんですよね。
サエ:踏み込むと逃げられないタイプだ!キケン!
ミズ:具体的にはどういったことをするんですか?
黒田:特に変わったことはしないですよ。相手の話を聞く。他人の考え方は「そういう考えもあるね」と否定しない。相手の好きなことに興味を持つ。通常のコミュニケーションです。
レイ:あ〜、否定しないっていうのは大切だと思う。思考ってその人の過去から現在まで繋がってできているものだからね。
私なんかがおいそれと否定してしまうと、その人の人生や親兄弟とか、関わりが深い人まで否定する気持ちになっちゃう。ただ、イエスマンとは違うよね。
黒田:否定しない=受け入れる、ではないんだよね。あの人はそういう考え。自分とは違うけど。相手を対等に尊重すれば、相手にとって居心地が悪くない存在にはなれ…るはず。っていうのを、昔セッションフレンズと別れるときにいわれた。
サエ:えっ、どういうこと?別れるときにフィードバックがあるの?
黒田:なんでも端的に述べるタイプの人だったんだけど、「本命彼氏ができそうだから別れるね。嫌いになったわけじゃないから、あなたと過ごした総評をお送りします」って。面白いよね。
サエ:いまの私なら「偉そうに総評ってなんだコラ!」って激詰めしそうだ。
ミズ:ちなみに、なんて書かれてたんですか?差し支えない範囲で。
黒田:うーん…
- とにかく話を聞いて否定はせず肯定してくれる
- でも私が悪いときには否定はしないけど肯定しない
- 引き際が潔い
- 決断が早い
- ドラマからコスメまで話題が幅広く女友だちっぽい
- けど、よく食べる男らしさ
- ホスピタリティーが高い
- 本当は性格が悪い
ぐらいかな、いえるのは。
レイ:仲の良い女友だちで当てはまるポイントが、男性に移行したって感じでもある。ふしぶしに男っぽさを感じて胸キュンするのかもね。でもとにかく、尊重して思考を否定しないことは大切よ。
今回は肉体的な関係の一歩手前の瞬間から、恋に落ちそうになった瞬間、そして多くの人と接する…際に必要だと思われるキーワードまで、さまざまな話が飛び出しました。
ふとした瞬間に思い出す、甘く苦いあの瞬間。ああしていれば、こうしておけばと後悔がついてまわりますが、時が経つにつれ、それさえも愛しさ感じる記憶になります。みなさんもそんな思い出があれば、ぜひ聞かせてください。
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