承認欲求が強いと感じる人は6割弱も
自身の承認欲求の強さについてどのように感じているか質問したところ、「承認欲求が強い(16.6%)」「どちらかというと承認欲求が強い(40.8%)」を合わせると57.4%、ビジネスパーソンの半数以上が自身の承認欲求は強いと感じていることがわかりました。
役職によって評価の機会に差
次に、所属している会社では役職によって評価される機会に差があると感じているか質問したところ、「とても感じる(13.6%)」「どちらかというと感じる(30.0%)」を合わせると43.6%、ビジネスパーソンの4割以上が役職によって評価の機会に差があると感じていることがわかりました。
4割のビジネスパーソンは承認されたことをアピールしたい!
最後に、自身が承認されたことをまわりに伝えたいと思うか質問したところ、「アピールしたい(8.8%)」「どちらかというとアピールしたい(32.1%)」を合わせると40.9%のビジネスパーソンが自身が承認されたことをアピールしたいと感じているという結果になりました。
また、年代別に比較してみると、自身が承認されたことをアピールしたいと感じているビジネスパーソンは、20代が最多で59.4%、30代が42.5%、40代が34.4%、50代が34.4%、60代が33.8%という結果になりました。
年齢とともにビジネスパーソンの承認欲求は減少傾向にあるようです。
人に認められて、褒めてもらえるのが嫌だという人はいないでしょう。1対1で褒めるよりも「みんなの前で」褒めるというのが、より大きな意味を持つようです。
また経験の差から、成果や成績の面で評価される機会が少ないであろう若手にこそもっと声をかけ、その努力を認めることも必要なのかもしれません。
際立つ成果を出せていなくても、目立つ仕事をしていなくても、影で地道に努力したり、縁の下の力持ちとなって会社を支えている社員は多くいるもの。
トップセールスマンだけが賞賛を受けるのではなく、日頃から「ありがとう」「頑張ったね」の声が飛び交うような職場が増えていくといいですね。