オンライン合コンは従来の合コンよりも蜜で効率的?
―今回はトライアルで、参加者は主催者の周囲の人たちだったとはいえ、「どんな人が参加するのか?」は気になるポイントかと思うのですが、合コン当日までに何かオープンになっていた情報はあったんですか?
はい。Googleフォームでエントリー後、運営スタッフが参加者のLINEグループを作成し、当日までに名前・年齢・所属・自己紹介を投稿するよう案内してくれました。
タイムスケジュールも事前に共有されていたのでZoom合コンの流れも何となくイメージできていましたよ。
―主催者、しっかりしてますね!当日は男女何人ずつの合コンだったんですか?
7対7の予定が、直前にひとりキャンセルが出て男性6人、女性7人でした。そこに吉田さんと運営スタッフ2名の計3名が入り、アテンドしてくれた感じです。
―結構大人数なんですね!そんなにいるとひとりひとりとじっくり話せないのでは…?
それが、全員としっかり会話ができるだけでなく、むしろリアルの合コンよりも「いいな」と思った人と密に話せる時間が設けられていて。これも運営側のナイスアテンドなんですけどね。
―どういうことですか?
私が参加した合コンの流れを説明しますね。
まずは乾杯のあと、吉田さんから合コンの流れについて説明と簡単な自己紹介タイムでスタートしました。その後、参加している異性全員と話せるよう15分×3回のグループ別トークタイムがあり、休憩を挟んでから、今度は「もっと話したい人」とのトークタイムの時間が設けられていました。
―前半と後半、2回のトークタイムが設けられていたわけですね。
はい。1回目のトークタイムでは、必ずしもその話題が強制されるわけではないのですが、「好きなタイプ(異性に求めること)」「パートナー探しの本気度」「未来のパートナーと一緒に行きたい場所」「同棲したい?したくない?」「直近いつ頃までパートナーがいたか」という5つのトークテーマが用意されていて、その人の恋愛観やいまの婚活状況が何となくわかるような仕組みになっていました。
―それはありがたい!恋愛におけるお互いの価値観や恋活・婚活のモチベーションを知ることって重要ですよね。むしろリアルな合コンの場でも、こうしたリストが事前に渡されていたらミスマッチが減りそう…。
そうなんです!この段階で、LINEの自己紹介で「ちょっといいかも…」って思っていた人が「ちょっと違うかも?」に変わりました(笑)。
―あの…、素朴な疑問なのですが、男女合わせて13人の参加者と3名の運営スタッフがいたわけですよね?グループにわかれて話をするときは、いったん退出して新たに指定されたURLにログインして…ってやるんですか?
いえいえ、Zoomに「ブレイクアウトルーム」という機能があって、ホストが各トークルームに参加者を割り振ることができるのです。
―へぇ〜。そんな便利な機能が…(感心)。運営側がその仕組みを使うことで、参加者はストレスなく異性全員と話すことができるんですね。
はい。もし盛り上がらなかったとしても、「時間がきっちり区切られている」という安心感もあります(笑)。
―リアルの合コンだとなかなかそうはいきませんよね(笑)。その後、「もっと話したい人」とのトークタイムだったということですが…。