距離がグッと縮まる少人数制のフリートーク
はい、1回目のトークのあとに、「もっと話したい人」を運営者に伝えるアンケートを送り、休憩をとってから2回目のフリートークが行われました。
この2回目のフリートークはアンケート結果を踏まえたもので、時間は10分×3回。1対1や2対2と少人数制で気になる相手とじっくり話せるといったものでした。
―凪さんが2回目の相手を選んだ基準って何だったんですか?
見た目や雰囲気、恋愛観、婚活状況はもちろん、1回目のトークで趣味が合うなと思ったり、年齢や住んでいる場所が近かったり。
仕事の話とか趣味の話とか、自己紹介で話していたことで突っ込んで聞きたい内容があったのに1回目のトークで聞けなかったりした話があった人ですね。
―なるほど。LINEでの自己紹介、当日の自己紹介、1回目のトークの内容から総合的に判断されたんですね。それにしても、運営側が気になる相手と話せるよう、場をセッティングしてくれるのはありがたいですね。自分で気になる相手のところにグイグイ行かなきゃいけない「ネルトン」よりも親切かも…。
確かにそうかもしれません(笑)。
―それで、2回目のトーク後に「カップル成立!」ってマッチングまで発表されたんですか?
いえ。合コン後のアンケートに「もっと仲良くなりたい人」を書いて運営に送り、その日は終了です。「ひとり選んでください」のあとに、「もうひとり選ぶとしたら?」という項目があり、結果的にふたりも選べました(笑)。
オンラインだから測れるコミュニケーション能力やセンス
―うわ〜!待ってる間、めっちゃドキドキしそう…。それで、凪さんは無事にマッチングしたんですか?
はい、ありがたいことに一番いいなと思った人と(笑)。
―すごい!おめでとうございます!!!どんな感じでマッチングが発表されたんですか?
運営スタッフと私と彼、3人のグループラインが新規作成されて送られてきたんです。「マッチングしましたー!」って(笑)。それと同時に、私にも個別LINEで“ミッション”のプレゼントがありました。「なぜ、相手を選んだのか伝えてあげて!」という。
―「プレゼント」っていう表現がまたニクいですねぇ〜。相手も「なぜ選ばれたのか」がわかると嬉しいだろうし。それで、“ミッション”はもうクリアしたんですか?
はい、送りましたよ。マンツーマンで話したときにこちらの話をちゃんと聞いてくれる人だなって思ったこと、仕事や物事に対する前向きな姿勢、それに共通の趣味があること…。
―その彼って、趣味や価値観、仕事への姿勢がマッチするだけじゃなく、見た目の面でも凪さんの好みをクリアしているわけですよね?そんなにぴったりの彼、リアルの場でもそうそう出会えなくないですか?
いわれてみるとそうかもしれません。結構理想に近い感じかも…。
―それに、そもそもオンライン合コンって初対面の人とでもちゃんと話せる、あるいは話す用意がある人が参加するじゃないですか。ある程度のコミュニケーションスキルも備えていそう。
それもあるかもしれません。そもそも、例えばオンライン合コンなのにカメラをオフにしていたり、場所移動しながら話をしたりするような、ちょっと空気が読めない人って誰からも選ばれませんしね。
あとやっぱり部屋の雰囲気などもわかるので、「部屋はきれいなんだけど自分の趣味じゃないな…」みたいな感覚があった相手もいました。
―実はリアルの合コンよりもいい人と出会える確率が高いのかもしれませんね。なんか、オンライン合コンの可能性を見た気がします。