「プレ更年期あるある」らしい、生理の変化
まずは生理の状況。どちらかというと毎月周期もずれず、きちんと月1回で月経が訪れ、量は少な過ぎず多過ぎず、期間は短過ぎず長過ぎず1週間もないくらいという、ごくごく普通といわれる状態とペースで訪れていた。
それが突然、周期の乱れが見え始め、月によってはダラダラと少量の経血が2週間近く出続ける。かと思いきや、「え、これオムツ必要じゃない?」って思うレベルの大量出血が数日だけあったり…と、自分どうしちゃったの!?と不安しかない状態になることが出てきた。
「加齢です…」って、先生にいわれちゃった
しかし、生理期間だけに起きる症状でそれ以外に気になることは特になかったので、しばらく静観することにした。
36歳か37歳くらいのとき、そんな状況が数ヶ月続いた後、やっぱり初めての事態だし、「私、病気だったりするのかしら」とも思い、ちょうど子宮頸癌検診の結果を聞きに婦人科へ行くタイミングがあったので、問診時に先生に聞いてみた。
筆者:「生理の調子が狂うときがあります。周期は大幅にはずれないし、ちゃんと毎月来ます。だけど、そのときによって量が全然違ったり、生理痛などの症状も違ったりするんです。
不安になったので、なんとなくネットで調べたら、『加齢に伴い閉経に向けて体が準備し始めている』的なことが書いてあったんですけど、やっぱり歳のせいなんでしょうか?先生、私、初潮が来てからいままでこんなに生理がおかしくなることなかったんです!」
先生:「そうですね…。Tさんは今回もいままでも検査結果はかなり良好で、実際見させていただいても、子宮もかなりきれいで健康な状態です。正直、何か病気の疑いというものはありません」
続けて先生は、ちょっと苦笑いしながらこういった。
「やはり、年齢的なものはあるかもしれませんね…」
先生、ちょっと気まずそうじゃん!まあ仕方ない。だって、出たばかりの検査結果は超良好だし、患者に「それ、間違いなく加齢が原因ですねー!」とはいえないよね。