ポイント2.一度冷静になる時間を設ける
ケンカをしてしまうと、つい頭に血があがって心ない言葉を投げかけてしまうことはありませんか?相手がショックを受けるであろうことをいってしまったり、思ってもないひどい言葉を口に出してしまうかたもいるでしょう。ケンカの勢いで投げかけた言葉は、冷静になると後悔してしまうことがほとんどではないでしょうか。
「あなたなんて大嫌い」「もう別れる」「付き合わなければよかった」でも、それはあなたの本心ではありませんよね。ケンカの際に発してしまった言葉は、冷静であれば発することはない言葉ばかりです。
ケンカ中に心ない言葉を発してしまいそうになったら、一度冷静になる時間を設けましょう。「もういいや」と諦めてしまうのではなく、「いまは冷静じゃないから、時間を置いてから話そう」と提案できるとベストです。
一度外に出て散歩をしたり、カフェでゆっくり時間を設けて、頭を冷やしてみると冷静に話し合いができるようになります。
ポイント3.時間を開けすぎないこと
先ほど、一度冷静になる時間を設けるべきだとお話しました。ですが、時間を開けすぎることは逆効果です。
たとえば、時間を置いて翌日に話そうと思っていてもお互いに仕事で話す時間がなく、結局解決しないまま日常に戻ってしまった…というケースがあります。
「お互い普通の日常に戻れたならいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、解決できなかった問題はいずれどこかで問題となって浮き出てきます。
ケンカの解決が流れてしまうと、解決方法や改善方法を講じることができないので、同じような状況に直面した際にまたケンカになってしまうことが多いんです。
ですが、二度目のケンカとなると「前にもいったじゃん…!」とさらにヒートアップしてしまうリスクも少なくありません。冷静になるための数時間は重要ですが、何日も解決を後回しにしてしまわないよう意識しておくとよいでしょう。