5.義両親と会う頻度
これは本当にあるあるのネタです。日本人同士でも義両親問題で夫婦が揉めたりしますよね。日韓夫婦の場合は“もっと”です!
夫婦が似たような考え方を持っていれば問題ありませんが、対照的な考えを持っている場合、揉めに揉めます。韓国人は家族との距離が近く、両親をこの上なく大切にするためです。
筆者が知っている限り、結婚した日本人カップルが離れて暮らす家族や義両親と会うのはお盆や正月、何かの行事のときだけ、という場合が多いよう。会っても年に2〜3回くらいという印象です。
しかし韓国人は、毎月、毎週でも会いたい!と考える人が多々います。新型コロナウイルスの影響でだいぶ減りましたが、週末は家族デーという家族も、以前は結構いました。
筆者の知り合いの在韓日韓夫婦の話ですが、日本人の妻が義両親に会うのは年に2〜3回が限界なのに対し、韓国人の夫は大の家族好きで毎週会いたい、そして妻と家族が仲良くしてほしいというタイプでした。
いまは間を取って2カ月に1回ぐらいの頻度で会っているようですが、それでもお互いに不満があるようです。話し合いを重ねてもなかなか解決しない、難しい問題です。
日韓カップルで結婚を考えている方がいれば、一度パートナーとこのような話をしておくのをオススメします。最初にお互いの考えをシェアしておけば、ぶつかりあうこともかなり減ります。
日韓夫婦に限らず、育った環境が違うふたりが結婚生活を送る中では、必ずどこかでぶつかることがあるでしょう。なにか問題があったときにどう対応していくか、どう協力して乗り越えていくかで、夫婦の絆が深まっていくと思います。
今回挙げた5つのタネは、日韓夫婦“あるある”のものです。結婚を考えている日韓カップルの方は、こういうことで衝突しがちなのか…と参考にして、ふたりがずっと仲良くいられる方法を話し合ってみてくださいね。
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