こんにちは。韓国在住3年目のHAZUKIです。韓国人男性と結婚し、現在は韓国で日本語講師やライターとして働いています。
これまでにby themで、日韓カップルや韓国人同士の結婚にまつわる話をご紹介してきました。
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今回は、韓国人と結婚した私が、日本の友人たちによく質問される「韓国の嫁姑問題」についてお話します。
韓国にも嫁姑問題は、あります!…がっつりあります!
この記事では、韓国で結婚した夫婦の「義実家との関係」や、ヒィーッとなるヤバい話から心温まる話まで、私の友人たちが経験した「嫁姑問題」の実話をお届けします。
妻と義実家との距離感
韓国は「夫婦別姓」だということを、こちらの記事でご紹介しました。
日本には、ひと昔前まで「女性は結婚したら嫁いだ家の人間」という考えがありましたが、それは夫婦別姓の国、韓国でも同じです。
韓国人である夫には妹がひとりいるのですが、義母は「私の娘(夫の妹)はもう結婚したから、私の娘はあなた(筆者)だけ」と話していました。少し古い考えで、いまでは薄れつつありますが、もともとは日本も韓国も同じだったようですね。
妻と義実家との距離感は、「日本よりも韓国のほうがやや近い」という印象です。誕生日や正月などの特別な日はもちろん、週末などにもしょっちゅう顔を出さなければならない家もあります。
また最近は韓国でも働く女性が増えているため、孫の世話をおじいちゃん、おばあちゃんが担っている家庭もあるようです。昼間に外を歩いていると、ベビーカーを押しているおばあちゃん世代の女性や、小さな子どもと手をつないで歩いているおじいちゃん世代の男性をよく見かけます。
妻の実家にお願いする場合もあるようですが、義実家に子育てをサポートしてもらうことで、距離がさらに近くなったという家庭も多いようです。
私の友人の日韓夫婦も、「子どもが生まれてから、お義母さんが家に来てくれる回数が増えて、前よりも仲よくなった」と話していました。
ここまで読んで、「義実家との関係は日本とそこまで差がないな」と思われたかたもいるでしょう。しかし韓国には、韓国ドラマでもよく登場する「“婿”姑問題」があります。