4.塩ラーメンが食べたい!
筆者はラーメン好きです。日本にいたときは食べたいと思ったらすぐに食べに行き、おいしいと聞けば遠出してでも食べに行っていました。大学生のときは週に3回ほど食べていたと思います。
韓国にも本格的な日本式ラーメン屋さんはあるのですが、やはり数は少ないです。またその中でも塩ラーメンの店は特に少なく、筆者のストックの中ではソウル駅近くの一軒しかありません。日本の数多くのおいしい塩ラーメン屋さんが懐かしいです。
また、日本の有名なラーメン屋さん「一蘭」は韓国進出していません。ニューヨーク、香港、台湾にはあるのですが、韓国にはないのです。
韓国にも一蘭ファンは多くいるので、早く韓国でも一蘭を食べることができる日が来てほしいです。
5.おいしい和菓子が食べたい!
おいしい和菓子も、日本で食べたいもののひとつです。おせんべいとか、まんじゅうとか、羊羹とか、緑茶に合うお菓子を満足いくまで食べたいです。
韓国には日本のお菓子メーカーの「ロッテ」があるので、スナック菓子は日本語を韓国語に変えたほぼ同じパッケージで売られているのですが、やはり和菓子となるとほとんど見かけることはありません。
筆者のまわりの日本好きな韓国人も、意外と「和菓子を食べたことがない」という人が多いので、みんなにも食べさせてあげたいです。
韓国にも「韓菓」と呼ばれるお菓子があります。もともとは名節の贈り物のひとつだそうで、見た目もきれいで、少し和菓子とも似ています。
近所においしい韓菓屋さんを見つけたのでたまに買いに行っています。おいしいとは思いますが、食べるたびに「和菓子も食べたいな」と思ってしまいます。
日本に住んでいると当たり前にあるものが、海外に移住すると当たり前のものではなくなります。コロナ禍で日本に帰国できなくなり、そのことを実感するとともに「日本っていいな〜」と思うことも増えました。
ソウル在住の友だちの話では、ソウルは地方よりももっと日本のものがそろっているようです。いま住んでいる街は気に入っていますが、そういう話を聞くとソウルもいいなあと思ってしまいます。
日本に帰れたら、韓国ではなかなか食べることのできなおいしいものを食べ、文庫本を読みながら、温泉でゆっくり過ごしたいと思います。
ここからは、在韓日本人である筆者が韓国に移住して知った、日韓両国のアレコレをご紹介します!