こんにちは、椎名です。
突然ですが、あなたは趣味はお持ちでしょうか。またパートナーがいらっしゃるかたは、お相手のかたは趣味を持っていますか?
僕と彼女はお互い趣味を持っていて、なおかつ凝り性のオタク気質同士のカップルです。きょうはそんな僕が思う、趣味人なオタク同士のカップルについてお話しします。
僕と彼女の趣味事情
仕事や特定の目的以外で人と出会う際、趣味嗜好などの共通点があると親睦を深めやすいですよね。最近はマッチングアプリなどの出会いのためのツールでも趣味に特化したマッチングサービスが登場し、人気が出ているそうです。
趣味が合うと交際をスタートしたあとも一緒に楽しい時間を過ごせることが想像でき、趣味に情熱を注ぐことにもある程度理解が得られやすい気がします。
僕も趣味に情熱を注ぎがちなオタクなので、「お付き合いするなら同じ趣味のかたと!」と思う気持ちがよくわかります。
冒頭の通り、僕と彼女はそれぞれ趣味を持っていて、日ごろから趣味に情熱を注いでいるオタク気質。そして趣味とパートナーシップの両立ができている、比較的円満な関係を築けてるカップルです。
今回書いていくにあたり、まずはお互いの趣味事情を紹介いたします。共通の趣味とそうでない趣味と両方ありますので、どちらも書いていきますね。
僕たちの共通の趣味は「音楽」です。お互いが好きなアーティストとどちらか一方が好きなアーティストの比率は2:1くらいで、お互いが好きなアーティストのライブはよく一緒に足を運びます。
共通ではない趣味の内容は、僕はマンガ・アニメ・映画・オカルト・執筆などの創作活動を趣味にしていて、彼女はゲームとコスメなどの美容が趣味です。
僕たちの「共通の趣味」の楽しみかた
共通の趣味があることの最大の魅力は、感動を共有できることだと思います。僕たちの場合なら、熱量を持って応援しているアーティストのライブを一緒に観て、感想や想い、情熱を共有できる。
ライブの帰り道は、たいていその日のライブの印象に残った曲や場面、注目したポイントなどを話し合い、お互いの感想についてさらに掘り下げたりしています。これが楽しいのです。
ライブの帰り道以外でも、夕飯を食べながら“推し”の話しをしたり、ライブ映像やMVの鑑賞会をふたりでしたりと恋人であり一番のオタク仲間としても過ごしています。
目的意識が同じことが多いので、急を要する家事がある場合は協力して先に済ませておき、オタク活動の時間を一緒につくる、なんて場面も少なくありません。
僕は彼女のことをパートナーとしてだけでなく、ひとりのオタク、ファンとして尊重しています。同じ対象を愛していても応援の仕方や考え方、作品に対する想いはファンによって人それぞれ。異なるものだと思っています。
しかし恋人やパートナーになると、どうしても「自分の考えかたに一致してほしい」と思ってしまうことも…。そんなときは、「一致したら嬉しいけど必ずしも一致するわけではない」と意識して思うようにしています。
一致しない場合も、彼女が推しに抱いている愛の熱量を考えれば否定の言葉は衝突の原因になってしまうし、僕が逆の立場で否定されたら嫌な気持ちになる。
相手の考えかたを否定せずひとつの意見として尊重したほうが、お互いのオタク活動もパートナーとしても楽しいままでいられると思うのです。
また、ライブやイベントなどのオタ活や推し事をふたりですることも大切ですが、ふたりの時間がそればかりになってしまうと恋人同士よりもオタク仲間としての感覚が強くなってしまうなんてことも。
彼女ともよく「きょうってデート?」と、オタ活なのかデートなのか疑問に思ってしまうことがありました。恋人同士で出掛けているのだからデートと言えばデートだと思います。しかし、お互いがデートだと思っているかどうかが僕たちにとっては大切なのです。
たとえばライブに一緒に出掛けている場合でもライブデートではなく、同じアーティストを愛する同志のようになってしまうことがあります。
適度に恋人同士としてのデートや時間を別途設けて、オタク仲間としての時間も恋人としての時間もどちらも楽しむことでバランスを取っています。