こんにちは。NPO法人若者メンタルサポート協会理事長をはじめ「こころ」に関するさまざまな活動をしている、心理カウンセラーの岡田沙織です。
男性からご馳走してもらったり、プレゼントをもらったり、厚意を受けたりすることが苦手な女性のかたはいませんか?
きょうは、私のメルマガ「3万人を笑顔に変えた 『自分と向き合って人生を変える心理学』」から、「なぜ人からの厚意を素直に受け取れないのか」についてお話しします。またそのような女性がもっと男性に愛されるためのコツもお届けします。
厚意を素直に受け取れないのはなぜ?
男性からご馳走してもらったり、厚意を受けたりしたとき、それを感謝して素直に受け取ることができない女性は多いものです。
そういった女性の心理にはさまざまなパターンがあるのですが、だいたいが自分を低く見積もっていて、自分を過小評価していることが多く、「申し訳ない」という思いを抱いてしまうようです。
そのような女性には、まず「自分には男性からの厚意を受け取る価値がある」と自分自身に「許可を出す」ということをしてみてくださいとお伝えしています。
自分を大切にできなかったり、自信が持てなかったり、自己肯定感が低くなっている女性は、この「自分に許可を出す」ということが苦手な人が多いもの。あらゆるシーンで自分になかなか許可を出せません。
仕事でも恋愛でも人間関係でも、こうあるべきというものを持っていたり、自分はこうしていなきゃ!と力が入っていたり、常に誰かのために気を遣っていたりして、自分を許すことがなかなかできない人がとても多いのです。
そうした人こそ、リラックスして自分を解放し、素のままの自分をまずは自分が受け入れてあげる(自分に許可を出す)ということを実践してほしいのですが、長年頑張り続けてきた人ほど、それがなかなか難しい…。
私からすると、そういった女性はみなさんとにかく優しくて気遣い屋で気配りができる人。まわりの空気を読みすぎたり、相手の顔色をうかがいすぎたり、自分よりも相手が楽しんでいるか?相手がどう思っているか?相手の気持ちにばかり常にフォーカスしてしまいます。
本当は誰よりも、「自分の気持ち」が大事なのに…。
そのため、男性とデートしていても、「彼は私といて楽しいのかな?」と彼がどう思っているか?彼がどう感じているか?ばかりに気が行ってしまって、自分が楽しめているか?の感度が鈍くなっているのです。
むしろ自分がどう思っているか?はそっちのけの状態で、最後まで「彼は私といて楽しかったか?」で終わってしまうことすらあるのです。
なかには家に帰ってからも、それを考えては「あのとき大丈夫だったかな?」と不安な要素を思い出して、ひとり反省会をしてしまう人も…。
それこそが、自分に許可を出せていない証拠。そして、自分が楽しめたか?という何より大切なことに意識がいっていない証拠なのです。