ポイントなど「得をする」にこだわりすぎない
「私も夫も、よく行くドラッグストアやカー用品のお店などのポイントカードを作っています。
以前は『早くポイントを貯めたいから』とそのお店ばかり使うことが多かったのですが、還元率などを夫が計算したら実はたいしたことなくて、それよりお店にもっとこだわらずに使えてポイントがつくクレジットカードを利用するようになりました。
クレジットカードは使いすぎが怖かったけれど、カード会社のアプリを使って夫と明細を確認する癖がつき、溜まったポイントで買い物を楽しんでいます。
『本当にお得かどうか』で考えてみるのが大事だなと夫を見ているとしみじみ思います」(女性/32歳/看護師)
ポイントにこだわって使うお店を限定する人は多いですが、本当に得をするのかどうか、しっかりと考える機会はあるでしょうか。
こちらのケースでは、妻は貯めることにこだわるけれど夫は疑問があり、実際に計算したらかける時間や手間などでかえって損をしていたことがわかりました。
それ以来「ポイントにこだわらない」というルールを作り、得を考える妻のために還元率の高いクレジットカードを使うようになったそう。
買い物をより楽しめるようなこんなルールも、夫婦で話し合える結果といえます。
通信販売に頼りすぎない
「我が家で気をつけているのは、インターネットなどの通信販売に頼りすぎないこと。
すぐ注文できてたしかに便利だけど、同じものがすぐ近くのホームセンターでもっと安く売られていたことがあって、もったいないなと思ったことがありました。
それからは、お互いに仕事をしていれば買い物に行くのも手間だけど、夫とはほしいものを見つけたらネットで買う前にチラシなどをチェックするようにしています。
それと、通信販売を使うときは、実物を手に取れないので買いたいものは必ず口コミをチェックして、なるべく理想に近いものを選びますね」(女性/42歳/教育)
気軽にチェックできてすぐに購入できるのが通信販売のよいところですが、そればかりだと思わぬ損をすることもあります。お店に足を運ぶのは面倒だなと思っても、本当に安く買いたいなら手間を惜しまないことも大切ですね。
お店だとほしいものを手に取って確認できるのもメリット。まずはお店での値段と状態を確認する癖があると、失敗の少ない買い物ができるのではないでしょうか。