こんにちは。アダルトチルドレン(AC)専門セラピストの安宮正敏です。これまでは、「毒親を許すための方法」や「家庭環境に問題がない人もアダルトチルドレンになる理由」などについてお話してきました。
さて今回は、「休息を取ってもリフレッシュできない理由」について。
私たちは日々の生活のなかで、仕事、家事、子育てなどやらないといけないことはたくさんありますよね。
ハードで忙しい毎日を送っている人であればあるほど、その分しっかりと休息をとることも大切だと思います。
しかし、現状はゆっくり休息を取れていないかたの方が多いのではないでしょうか。
休息を効率的にとれるようになると、短い時間でもリフレッシュできるようになるので、お伝えします。
休息をとることに罪悪感を感じる?
休息を取ってもリフレッシュできない理由のひとつに、休息をとることに罪悪感を感じているということがあります。
罪悪感を感じながらでは、たとえ長い時間休息を取ったとしても、中途半端にしか休めていないということです。
「心の底からゆっく休めた」「リフレッシュできた」というふうには思えないということですね。
私たちが、リフレッシュできたと満足した気持ちになるのは時間の長さではありません。もっと大切なことがあるのです。
それは、集中して休息するということ。
では、集中して休息するとはどういうことなのか。それは、休息することを自分に許可し、休息するためだけに使う時間を決めて過ごすということです。
そのためには、まずは「休息するためだけに使う時間」を何時から何時までというふうに時間設定することが大切になります。
時間を決めておくことで、その時間内は自分で休息すると決めているので、休息することに対する罪悪感が生まれてこなくなります。
つまり「罪悪感を感じながら中途半端に休息する」のと、「この時間は休息すると決めて集中して休息する」のとでは、同じ時間を使ってもリフレッシュ感が全く違ってくるということです。
私も日々やることがたくさんあり、大変だなあという気持ちになるときもありますが、しっかりと休息の時間を決めたり、温泉に行ったり、旅行のスケジュールを立てたりしています。
特に、旅行中は仕事のことは一切考えず全力で遊ぶようにしています(笑)。
そうすると、すごくリフレッシュした気持ちになるので、仕事へのモチベーションも上がるのです。
休息を取ることに罪悪感があるというかたは、まずは短い時間からでも、実践してみてはいかがでしょうか?
少しずつ実践していくことで、オンとオフの切り替えがうまくなってきますので、時間の生産性自体がいままで以上にアップしますよ。
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