ひとり通学の心配
小学校になったら、基本的にひとりで登下校することになります。しかも、重いランドセルを背負っての登下校。
地域によっては、登校班があり、集団で登下校するところもあるかもしれませんが、私の住んでいる地域では、登校班はありませんでした。
始めの2週間ほどは下校指導があり、学校指定の班に分かれて教員が途中まで付き添い、下校のサポートをしてくれました。
最近は、子どもが巻き込まれる事件や事故が多く、一人での登下校はとても心配。なので我が家は、入学前にどんな道を通って通学するのかを確認し、通学の練習をしました。
そして、入学してから1カ月くらいは、一緒に登下校をしました。
実際に一緒に登下校をしてみて感じたのは、荷物が多い日は子どもの負担が大きいということ。
最近は、学校でひとり1台タブレットパソコンを配布され、基本的に毎日持ち帰ります。
空のランドセルでも、小学校1年生にとっては十分重く感じますし、そこにタブレットパソコンが加わるとさらに重くなります。
また、週末は体操着や上履き、給食当番であれば給食着の持ち帰り、学期末は道具箱、鍵盤ハーモニカ、絵具など多くの荷物を持ち帰るのです。
最初のうちは、荷物が多い日は、親のサポートがないと子どもの負担が大きく、親が付き添って登下校する必要があると感じました。
実際に、私の子どもが通う学校では、最初の1週間くらいは多くの保護者が付き添って登校していました。
ちなみに…登下校時にGPS、防犯ベルは必須。いまは、いろんな種類のGPSや防犯ベルがあるので、なるべく早い時期から調べておくと安心です。
宿題のチェックとサポートが必要
授業が始まると、毎日宿題を持ち帰ります。
最初のうちは親が宿題をやったかどうか確認し、わからないところなどはサポートする必要があると感じました。
そして、親が毎日関わらなければならない宿題があります。それは、「音読」です。
国語の教科書の音読を聞いてチェックシートに「声の大きさ」や「読むスピード」などのいくつかの項目をチェックし、保護者が「○」をつけて、先生に提出します。
このように小学生になると宿題をチェックして、わからないところをサポートするという作業が毎日発生するので、親の負担が増えるのです。