キャリアアップのための準備
育休中によるブランクで今後のキャリアに不安をかかえているママも多いのではないでしょうか。
ここでは、育休中にできるキャリアアップのための準備について、私の実体験を踏まえながらご紹介します。
自分のキャリアを客観的に見つめ直す
仕事に復帰したら、毎日があわただしく過ぎ、自分の将来についてじっくり考える時間がなかなか取れないもの。
したがって、育休期間中に自分自身と向き合い、今後のキャリアについて考えることが大切なのです。
具体的には、以下の点を書き出してみるのがおすすめです。
- これまでのキャリアを振り返り、どのような経験を積んできたのか、どのような成果を上げてきたのかを分析する
- 現在の仕事について、好きな点・嫌いな点、得意な点・不得意な点を整理する
- 将来どのようなキャリアを築きたいのか、具体的な目標を設定する
- その目標を達成するために、どのようなスキルや経験が必要なのかを洗い出す
これらの点を書き出すことで、自分のキャリアを客観的に捉え、将来に向けて進むべき方向性を明確にすることができます。
育休中の学びで、自分をアップデート
育休期間は、仕事から離れて新たなことを学ぶ絶好の機会。
残りの育休期間を使ってこれまで忙しくて時間を取れなかった資格取得や、興味があった分野の勉強などにチャレンジしてみるのもおすすめです。
私も育休中に自分の興味のある分野の勉強を片っ端からしてみたり、コミュニティに参加してみたりしました。
その結果、今後自分がチャレンジしてみたいことが見つかりました。
育休が明けた後も、引き続き学びを継続していく予定です。
新しい知識や経験は、仕事復帰した後もきっと強みになるはず。
ぜひ、育休中の貴重な時間を有効活用してくださいね。
パートナーシップを強化する
育休が明け仕事復帰すると、忙しくなり、夫婦で過ごす時間が少なくなりがち。
夫婦のコミュニケーションの時間が減ると夫婦関係にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
ここからは、育休復帰前にパートナーシップを強化する方法について、ご紹介します。
お互いの理解を深め、協力体制を築く
育休明けは、パートナーの仕事や生活状況が大きく変化することもあります。
そのため、お互いの仕事内容やスケジュール、家事分担などを話し合い、理解を深めておくことが大切です。
我が家では、互いの職場の状況やスケジュール、仕事上の負担を共有する時間を設けました。
お互いの忙しさを共有することで、サポートし合う体制を作ることができましたよ。
たとえば、夫が在宅勤務で私が出社の日は、夫が子どもの送迎の担当をし、夕飯を作ってくれたり、逆に夫が忙しい時期は、私が家事・育児を多めにするようにしました。
話し合いを通して、お互いの負担を理解し、協力して乗り越えられるような体制を築いてくことが大切です。
家族団らんの時間を大切にする
育休明けは、仕事と育児で忙しく、家族で過ごす時間が減ってしまうことも多いでしょう。
そのため、育休復帰前に、家族で過ごす時間確保と計画について話し合いましょう。
たとえば、以下のようなことを夫婦で話し合って決めてみてはいかがでしょうか。
- 週に◯回は家族で夕食を食べる
- 週末は家族で一緒に◯◯する
育休復帰を控えたこの時期に、夫婦で話し合う時間を設けて、お互いの理解を深めることで、スムーズな復帰につながります。
家族の絆を大切にしながら、理想の家庭と仕事の両立を目指しましょう。
保育園準備は計画的に
育休復帰を控えたママにとって、保育園の準備は大切なタスクです。
私も実際に経験しましたが、入園前の準備は思っていた以上に多岐にわたります。
慣れない手続きや必要なアイテムの購入、通園ルートの確認など、しっかりとチェックしておくことをおすすめします。
ここでは、私なりの準備のポイントをお伝えします。
必要アイテムの購入と名前付けのコツ
私は、お昼寝用のお布団カバーなどの園指定アイテムを、期日に間に合うよう余裕をもって購入しました。
子どもの名前を書く作業も意外と時間がかかるので早めに準備することをおすすめします。
最近は楽天などのネット通販で、漢字やひらがなの名前スタンプが販売されているので、それを使うと便利ですよ。
上手に書けなくても、必要なものにポンポン押せば簡単に名前つけができちゃいます。
便利グッズを活用しながら、できることから着実に進めていきましょう。
通園ルートの確認と天候対策を万全に
事前に通園ルートを歩いてみて、所要時間や安全性を確認しておくと安心です。
特に雨の日の送り迎えは大変だと感じるママも多いと思います。
私は、濡れない工夫と、着替えの予備を持参することで乗り切りました。レインコートや長靴、自分に合った雨具を探してみてくださいね。
周りに頼ることも忘れずに
育休復帰を控えたママに向けて、スムーズな復帰のためのヒントをお届けしました。
不安は誰にでもつきものですが、ひとつずつ丁寧に準備を進めていけば、きっと乗り越えられます。周りに頼ることも忘れずに。
自分なりのペースで、理想のワーママライフを歩んでくださいね。
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