浮気癖は一生治らない。
浮気男と結婚すると一生苦労する。
みなさんは、こんな格言を聞いたことがありませんか?
浮気癖のある男性や浮気したことのある男性と結婚すると、一生苦労が付きまとうって本当でしょうか?
by them編集部Hは自信を持って「NO」といえます。なぜって、私の周りにそんな格言を覆す夫婦が存在するから…。
今回ご紹介するのは、「経験人数300人」と豪語する超肉食系美容師の夫・ショウ(仮名)と、どんなときも冷静沈着な会社員の妻・ユミ(仮名)のお話。
- ショウ
- 有名サロンで働くイケメン美容師。肉食系で、女の子に声をかけるのはお手のもの。夢はお金持ちと同じ世界を見ること。軽快なトーク力を持ち味に、夜な夜な経営者と飲み歩いている。
- ユミ
- ショウが勤務するサロンの元同僚。現在は会社員として働きながら、3人の子どもを育てている。
- 編集H
- ショウとユミとは仕事を通じて出会い、同級生だったことで意気投合。プライベートで10年以上の付き合いを持つ。今回のライターです。
10代のころに培った、“遊び人”の素養
編集H:きょうは、あんなに女の子を取っ替え引っ換えしていたショウが、ユミと付き合ってから一途になったのはなぜなのか?を聞きたいと思っていて。
まずはユミと付き合うまえのショウの恋バナを聞かせてもらえるかな?
私が知ってるのは、元カノと同棲してたのに、浮気しまくっていたこと…。
ショウ:同棲というか、俺が転がりこんだんだけどね(笑)。確かに、常に2股、3股…多いときだと5股くらいしてたかな。
中2のときに初めて彼女ができたんだけど、19歳のときには経験人数が150人に達してた。そこまでは人数を数えてたけど、それ以降は面倒になっちゃって…。でも多分300人くらいはいったんじゃないかな?
編集H:どうすればそんな人数になるの!?
ショウ:地元の先輩たちに「あの子に声かけてきてよ」っていわれてナンパしてるうちに、女の子に声をかけるときのポイントを自然に習得していったんだ。「左側からではなく、右側から話しかける」とか。ほら、心臓に近い方だと人って警戒するからさ。
編集H:…そうなんだ。だからあんなにモデハン(注:モデルハント。ヘアカタログのモデルやカットモデルを集める仕事)で活躍してたんだね。
ショウ:当時は毎日、路上でかわいい女の子に声をかけまくってたからね。ただ、自分の好みの子ばかりだとモデルの雰囲気が偏っちゃうから、「きょうは清楚系」「きょうはギャル系」とかってその日のテーマを決めて、どんな女性にも対応できるようにスキルアップを図ってたね。
編集H:経験値がめちゃくちゃある分、自分の好みの子を見つけたときの成功率も高かったのかもね。
ショウ:まぁ、失敗したからって凹みもしないしね。次、次〜!みたいな(笑)。
編集H:軽っ!でも何で彼女がいたのに浮気を繰り返してたわけ?