30代になり、ふとしたときに「最近、友達との関係が変わってきたな」と感じたことのある方はいませんか?
若いころは、何も考えずただ楽しく時間をともにしていた友だち。
しかし大人になると、なんらかの関係性の変化を実感するという話をよく耳にします。
それはなぜでしょうか?30代になって友達関係が変わりやすい理由を考えてみたところ、なんと12の理由を思いつきました。
1.そもそも会う頻度が減る
時間を自由に使える学生時代はもちろん、社会人になって少なくとも数年目までは、仕事が終わったあとや休日に友だちと会う機会は比較的あるでしょう。
しかし20代後半ごろからは、結婚した、子どもが産まれた、仕事が忙しいなどの理由で、徐々にその頻度が減ってきます。
30代になると「お互いの予定を合わせて時間をつくって会う」という、以前は当たり前のようにできていたことのハードルが上がってしまいがちです。
2.一緒に過ごせる時間が短い
昔は、夜通しカラオケや居酒屋でオールをしたり、お互いの家に泊まったり、泊まりがけで旅行へ行ったり。友達と長時間一緒に遊ぶことができ、そこでより仲良くなったり思い出をつくったりもできました。
しかし30代以降になると、スケジュール的にも体力的にも、なかなかそこまで長い時間を過ごすことは難しくなってきます。
ひさしぶりに会えても丸一日や半日会えればいいほうで、数時間程度になることが増えてきます。
3.ライフイベントがバラバラ
結婚や転職など、人生において大きな出来事を体験するタイミングは人それぞれ違います。女性の場合、妊娠・出産は特に大きな転機となり、生活サイクルが変わったり時間に制約が出たりするなど、子どもがいなかったころとは暮らしが変わります。
まだ経験していないことだと、そのときどきで相手が置かれている状況を細かくは理解できないため、話していても「噛み合わない」と感じることがあるかもしれません。
4.優先順位が変わる
30代になるとやるべきことも増えるため、結果的に友だちの優先順位が低くなってしまうことがあります。
夫や子どもがいる女性は家族と過ごす時間のほうが多くなり、仕事にウエイトを置いている女性は仕事やスキルアップにかける時間、仕事関係の交流などを優先させることになるでしょう。
限られた時間をどう使うか考えたときに、「友だち付き合いを最優先にする」ことはどうしてもむずかしい時期ではあります。