2018年スティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』に唯一の日本人キャラクター・トシロウとして出演し、ハリウッドデビュー。2019年には『蜜蜂と遠雷』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、俳優として目覚ましい活躍をされている森崎ウィンさん。
2020年3月には在籍グループ「PRIZMAX」が7年間の活動を終え、その解散を経て、7月に「MORISAKI WIN」名義で歌手としてもメジャーデビューし、ますます活躍の幅を広げています。
2020年8月20日、30歳の誕生日にバースデーメモリアルブックが発売され、ただいま大爆進中の森崎ウィンさんに、今回はby them編集部がインタビュー。30歳を迎えたウィンさんの恋愛観や結婚観、そしてなんと読者からの恋愛相談に答えてもらいました。
30歳で、初脱ぎ。素の自分をさらけ出した
by them編集部(以下、編集部):お誕生日そして、メモリアルブック発売おめでとうございます!ウィンさんを深く知れる盛りだくさんな内容で、見ごたえ充分でした!ニヤニヤしながらじっくり見させていただきました(笑)。このメモリアルブックを出版されて、どんなお気持ちですか?
ウィンさん(以下、ウィン):僕にとっては「初めて」がたくさん詰まっている本になりました。ここまでしっかり自分を出した、撮り下ろしの写真集は初めてだったんです。なので、挑戦したなぁ〜というのが一番の感想です。
編集部:一番印象に残っている「挑戦」はどういうことだったのでしょうか?
ウィン:服を脱ぐってことですね。実はこれが「初脱ぎ」なんです(笑)。これまで、映像作品などで脱いだりしたことはもちろんあるのですが、服を脱いだ状態の写真を収められるというのは初めてでした。
編集部:それは、ファンの女性は「待ってました!」とばかりでたまらないでしょうね(笑)。
ウィン:恥ずかしかったですけどね〜(笑)。ただ、「脱ぐ」と決まってから、その日に向けて体を鍛えることができたので、やってよかったと思いました。
「裸=セクシー」みたいなことも狙ってはいますけど、それだけではなく「本当の僕自身をさらけ出したな」という思いが持てました。
また素を見せる覚悟をすると同時に、「エンターテイナーとして夢を与える仕事をしているんだ」ということを改めて実感することができました。
この本では、ただ裸になっただけでなく、活字ページでもいろんなことをさらけ出させてもらったので、ある意味、体と心の表現がリンクしていると思います。
編集部:ということは、「30歳で初めて自分をさらけ出すことができた」とご自身で感じられているのでしょうか?
ウィン:そうですね。押さえつけられていたわけではないのですが、どうしても20代までは、自分をさらけ出すことに対する何か恐怖心のようなものがあったと思います。
でも今回ここまで自分をさらけ出すことができたのは、少し先が見えるようになってきて、その恐怖心を乗り越えられたからなんじゃないかと思います。
いまは、「前を向いて頑張っている自分」に自信を持てているので、「次のステップに進んでるよ」ということの表現としてこの本を出せたような気がします。