みなさんは、ラブレターで気持ちを伝えたり、伝えられたりしたことはありますか?
恥ずかしながら、アラフォー世代の筆者はどちらの経験もあります。最初に携帯(PHSでしたが…)を持ったのが、中学3年生のころ。それ以前は、手紙か自宅の電話にかけて告白するしかなく、「彼の両親に取り次いでもらうのはさすがに緊張する…」と手紙をしたためたのです。
そういえば当時は、いまほど個人情報の取り扱いが厳しくなく、名簿が配布されていたため、彼の自宅の電話番号も難なく入手できていました。「世代」ですね。
今回は、そんな「世代間ギャップ」をテーマに株式会社ネクストレベルが運営する「縁結び大学」が実施した、ラブレターを含む愛の告白の方法についてのアンケート調査の結果をご紹介します。
- ※ラブレターに関する経験を、35~44歳の【アラフォー世代】、25~34歳の【アラサー世代】、18~25歳までの20歳前後(通称【Z世代】)の3つの世代で比較。
やっぱり?ラブレター経験値の高いアラフォー
最初にご紹介するのは、35~44歳のアラフォー世代への調査結果。ラブレターをもらったことがある人は43.6%、書いたことがあるのは23.9%で、Z世代、アラサー世代と比較すると、もらった経験も書いた経験も高くなっています。
ラブレターでの告白は、社会人になってからも
アラフォー世代がラブレターをもらったのは「中学生」が38.1%と1位でしたが、「大学生」「社会人になってから」と答えた人も多くなっています。書いたことがあるのも「社会人になってから」が25.0%でした。
iPhoneが発売されたのは2008年の夏で、アラフォー世代が社会人になったころには、まだスマホがありませんでした。ラブレターの活用が多かったのは、ポケベルやガラケーの時代だったことも影響があるといえそうです。
悲しいかな。成功率は低め…?
アラフォー世代で、ラブレターをくれた相手と交際に発展した人は29.2%でした。ラブレターを渡した人が相手と交際できたのは23.7%です。ほかの世代に比べてラブレターの活用率が高いわりには、成功率が約25%と低い結果になりました。
ある程度親しくならないとつながることのできないLINEなどと違い、親しくなる前でも渡せてしまうというラブレターの特性も、この結果の要因のひとつになっているのかもしれません。