結婚後のお財布事情、どのようにしていくか夫婦で話し合っていますか?
安定した家計のやりくりをするために、また将来のためにコツコツ貯金をしていくために、お金の話は避けては通れないところです。
そこで、今回は筆者の友達夫婦に聞いたそれぞれのお財布事情をご紹介!ちなみに筆者は毎月決まった額を出し合うスタイルです。
Aさん夫婦の場合:お財布は一緒!家計管理は妻の役目
5歳と3歳の子どもを持つAさん夫婦。都内の賃貸マンションで生活しており、夫婦共働き。Aさんは妊娠中で、そろそろ産休に入ります。収入は夫婦で同じくらい。
「結婚前から同棲していて、そのころからお財布は一緒です。お互いの稼いだお金を全部ひとまとめにして、そこから家賃や光熱費などの固定費、食費などの変動費、貯金を仕分けていきます。お互いの収入が同じくらいなのでお小遣いも同額、それぞれ買いたいものがあるならお小遣いを貯めて買うといった感じです」
自分の稼いだお金が自由に使えない、という捉え方もできますが夫婦の間でもめることはなかったのでしょうか。
「お小遣いを多めにとるようにしてるので、もめたことはなかったです。私が産休や育休に入ると収入が少し減るので、そのときは私のお小遣いを減らすなどして調整しています。あくまで平等に、どっちかが少ないとか損をするとかはないようにしています」
収入が近いからこそ揉めずに済んだのですね。子どもが増えると出費も増えますが、その場合はどうするのでしょうか。
「それでもいまのスタンスを変えるつもりはありません。そもそも毎月貯金する金額を少し削ればいいだけだろうと結論が出て、いまの暮らしから我慢しなければいけない要素もないと判断したから子どもを作りました。もし家計がカツカツで結構節約しなきゃいけない…なんてことだったら、3人目は考えていないですね」
家計の状況をしっかり判断できているからこそ、堅実な考えができるのでしょう。では、家計管理はどちらが行っているのでしょうか。
「お金の振り分けや支払い、収支の変動をチェックするなどはすべて私が担当しています。しかし急な出費があるとか、支払いが多くなってしまったなどはすべて夫にもシェアするようにしています。じゃないと何のために稼いでるのかわからなくなっちゃいますからね」
妻がしっかり管理しつつ、夫にもきちんと理解してもらう。家計管理を行う上で大切なことですね。