恋愛に悩みは付き物。そのなかでも、「好きな人の1番になりたい」「誰よりも愛されたい」と思い、「結ばれるためには」「愛され続けるためには」と悩んでいるかたもいるのではないでしょうか。
しかし、なかには自ら望んで「2番目」を望む方もいます。今回は、そんな「2番目でいたい」という女性のご相談にお答えします。
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読者からの相談:結婚や同棲が想像できない

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私の家族はとても仲がいいです。両親も仲がよく、私は3人兄妹の末っ子です。学生時代、1番うえの兄が突然事故で亡くなってしまい、思いもよらない不幸に、我が家はとても暗くなりました。辛すぎて、そのときの記憶はあまりありません。
何とか悲しみを乗り越え暮らしていたのですが、そのあと2番目の兄も仕事の都合で遠いところで暮らすことになりました。あんなに仲がよかった家族が少しずつバラバラになり…私もそれを機にひとり暮らしをすることにしました。
彼氏はできるのですが、「結婚」のワードが出たり「いっしょに暮らそう」といわれる度に、何だか怖くなって別れを切り出してきました。結婚とか、同棲とか想像できないんです。
後ろめたさはあるのですが、最近は不倫をしています。適度な距離感が私には必要のようで、セカンドの方が落ち着くのです。
心のなかでは、胸を張れる恋愛がしたいし、家族や友達に紹介できるような彼氏がほしいと思っています。どうすればよいでしょうか。
セカンド恋愛しがちの人の特徴
1番うえのお兄さんも、次のお兄さんも、事故やお仕事の都合でCさんから遠くに離れていってしまいました。だからきっと、Cさんにとっては「大切な人=遠くにいってしまう」という認識になっているのでしょうね。
「大切な人=遠くにいってしまう」という認識を持っている人は、大切な人ができたらできるだけ自分から遠くに置いて距離を取ろうとします。
「距離が近づくなんてムリ」「どうせいつか遠くに行っちゃうんでしょ」「それだったら最初から遠くにいてよ」。その裏には「もう傷つきたくない」という気持ちがありますよね。これぞまさに「親密感のおそれ」です。
そして、親密感のおそれを持っている人はセカンド恋愛をしがち。不倫もセカンドも、自分は1番じゃないから相手と適度な距離があって精神的には楽なのでしょう。それもいいけど…いつかはやっぱり自分を1番にしてくれる人と幸せになりたいですよね。