思考と自分を区別する
もし生まれたときから、「失敗はおもしろい」「失敗こそ人生の遊びだ」とかって、そんなルールのなかで育ったら、上のたとえみたいに凹むことはないわけです。
先に「ルール」を決めちゃってるから、それに当てはめてジャッジをしちゃうだけ。人間って難しいルールを勝手に決めて、遊んでるんですよ。そんだけのこと。
思考ってのは、ルールにそって自動的に反応するもの。人間の自分に備わる機能なので、人間やっている間は、思考はなくならないんです。
だからこそ、思考と自分とをしっかり「区別」することで、フラットにいられるようになる。同化しなくて済むようになるわけです。
エゴに捉われずに生きるコツは…
なので、「波動を上げよう!」って特別なことをしなくてもいい。日常生活のなかでこの「思考(エゴ)」をとらえて観察できれば、勝手に波動は上がるわけです。
スピリチュアルカウンセラーの並木良和さんがよくいわれてる
「ネガティブな周波数は本来の自分の周波数じゃないから手放す」
「ネガティブな出来事が起きても一喜一憂しないようにする」
「ネガティブな出来事はいらない周波数を外すチャンス」
並木良和さんがいうところの「ネガティブな周波数」とは、「思考(エゴ)」のこと。
思考(エゴ)は、本来の自分じゃない。でもこれを「自分だ!」と思ってるうちは同化を解除できない。つまり、「ネガティブな周波数を外してない」ってことになります。
外すことで、思考(エゴ)と同化してない状態になるんです。