結婚はまだいい、でも恋人はほしい
恋人がいない男女に「恋人はほしい?」と訪ねてみたところ、半数以上の人が「ほしい」と回答しました。ほかのグループに比べて結婚に後ろ向きな意見が多いものの、全体で見れば恋人や結婚相手といったパートナーを求めている人のほうが多いことがわかります。
また、「恋人がほしい」「恋人がほしくない」といった意識に変化があった人は18%、約5人に1人存在しています。
「恋人への意識にどんな変化があったのか」を聞いた調査では、「いままでは恋人がいなくてもいいと思っていたけど、恋人がほしいと思うようになった」と、恋愛に前向きになった人の意見が目立っています。
コロナ禍で結婚に後ろ向きになった人は少なくないものの、それ以上に結婚や恋愛に前向きになった人が多いといえるでしょう。
恋人探し・婚活にSOS!
コロナ禍で恋人がほしいと感じている人は多いものの、外出自粛や新しい生活様式が強く求められるなかでは、恋人探しが難航しやすいこともわかっています。
恋人がほしいと感じている男女に対する「恋人探しはしているか」という質問に、「恋人探しをしたいが方法がわからない」「以前は恋人探しをしていたが自粛中」「恋人探しをしたいが今は自粛中」と答えた人の割合は約50%にものぼっています。
「コロナの影響でたくさんの合コンが中止になりました。このように、コロナの状況下では出会いの機会がますます減るだろうと感じています。(福岡県/20代女性)」「コロナで出会いのキッカケ自体が減りました。それに、会う時間が取れないことで相手の人となりを見極めるのが難しく、どう信頼を深めればいいのかわからなくなってしまいました。(大阪府/40代女性)」などと、合コンや婚活パーティ、街コンなどといった対面での出会いに制限がかかり「出会えない」「交際にまで発展しない」と悩む人の意見が多く寄せられているようです。
また、このように恋人探しに難航している男女は、「結婚に対する意識の変化」の設問で「結婚が難しいと思うようになった」と回答している傾向にあッタようです。
このことから「結婚したくない」と思っているのではなく、新型コロナウイルスの影響を受けて「本当は結婚したいけど、出会いもない中じゃ結婚は難しい」と考える人が増えていると予測できます。