恋人がいない男女は結婚に後ろ向き?
結婚に前向きになる男女がいる一方で、恋人がいない男女は恋人がいる男女に比べて、結婚に対して後ろ向きな気持ちに変化している傾向も見られました。
恋人なしの男女は結婚に前向きになった人の方が多いものの、恋人ありの男女に比べて「結婚は難しい」「結婚したくない」と感じるようになった割合が高いことがわかります。
コロナ禍では家族や恋人の大切さを改めて感じるシーンも多いのに、なぜ結婚に後ろ向きな気持ちになった人がいるのか。それには次の2つの「不安感」が大きく関わっているようです。
- 収入や環境の変化による不安
- パートナーと仲良く過ごせるかの不安
これらの理由について、結婚に後ろ向きになった人たちの意見を紹介していきます。
コロナで収入減。責任が持てない…
コロナ流行の影響により職を失った人、給料が減収した人は少なくありません。実際にはまだ影響が出ていない人に関しても、「将来的に自分もそうなるのではないか」という不安を抱く人は多いようです。
そういった収入や環境の変化によって、結婚に不安を募らせる意見が見られました。
- コロナにより収入に影響がでるかもしれないので、結婚に消極的になっています。(福岡県/30代男性)
- コロナで仕事が少なくなっている中、いつ自分やパートナーの収入が激減してしまうかはわかりません。そういった状況では「自分が家庭を支えよう!」と強く思う気持ちが必要だと思い、結婚って難しいなと感じるようになりました。(大阪府/30代女性)
- コロナの影響で安定した収入の見通しが立たないので、近いうちに結婚するのは難しいと思い始めました。(東京都/20代女性)
- 今後働き方にも大きな変化が起きるかも知れず、結婚に対して不安感があります。(東京都/30代男性)
引用:PR TIMES
恋人がいれば「一緒に頑張れる」「支え合って生きていきたい」とポジティブに考えることもできます。しかし恋人がいない状況では、「大変な状況下でパートナーの責任まで持てない」とネガティブな考えになりやすいのかもしれません。
密な暮らしに自信がない
「コロナ離婚」「コロナ破局」が叫ばれるなかで、結婚後にパートナーと仲良く過ごしていけるのか不安に感じてしまった人も少なくないようです。
- コロナで生活が変化したことにより、家計や家事、子育てに関する喧嘩をする夫婦の話題をよく耳にするので、結婚はやはり難しいんだなと感じています。(千葉県/30代男性)
- もし自分に旦那さんが居て、その旦那さんが在宅ワークに切り替わったことで朝から夜まで一緒に過ごすことになったらと考えたとき、毎日一緒に仲良く過ごせる自信がないと感じました。(千葉県/20代女性)
- ニュースなどでコロナ離婚が取り上げられていて、いくら家族でも一定の距離感を保てないと離婚の危機に陥るんだなと感じました。それぞれ自分の時間が取れなくなると離婚に繋がるのかと考えると、結婚生活は非常に難しいものなんだと思いました。(熊本県/20代男性)
- 毎日ずっと一緒にいても苦痛じゃない人は少ないし、そういった人はなかなか見つからないので結婚は難しいと感じました。(福岡県/20代女性)
引用:PR TIMES
これまで円満に過ごしていた夫婦や恋人同士でも、外出自粛により四六時中一緒にいるようになったことで強いストレスを感じている人もいるという報道を見てしまうと、「誰かと一緒に暮らすって難しい」と結婚に気後れしてしまう気持ちも、わからなくはありません。