安心して「結婚」するために
さて、並行的に大切なことなのですが「家計管理も改善も、最初が肝心」。力加減も大事ですが、知っておきましょう。
というのも、すでに触れた通り、生活水準は上げて安定すると下げるのが大変です。ひとまず結婚して、貯金は落ち着いてから…では生活が苦しいと感じやすくなります。最初から下げて、2人で貯金を意識しましょう。
このときにおすすめなのが、教育資金や住居費です。人は理由がわからない努力は嫌いますが、理由さえわかれば、それなりにがんばれます!助成もありますが、大事なのは生活費の管理です。必要な貯金を優先して、家計を管理しましょう。
一方、男性のなかには結婚しても変わらない人も多く、節約生活を通して結婚そのものを後悔する人もいます。こういう場合は、無理な節約をさせるのではなく、教育費などで自発的な貯金を促すことも大切です。
また、既婚者の貯金は夫婦の足並みが大切になります。金額がどうこう以上に、互いの貯金への姿勢です。一方だけが努力すると、いずれ亀裂になることも多いので、恋愛中の温度差を思い出して、2人の歩調を合わせましょう。
そして、これらを結婚前に同棲して確認するのも手です。まさに目先では「2人の結婚資金」が必要ですし、貯金という共同作業を通して互いの愛情も確認できます。仮に失敗しても、結婚前ならキズも薄いでしょう。
いずれにしても、まず彼の本当の金銭感覚の確認が必要です。そのうえで、貯金を通して彼への理解を深め、安心して結婚へと駒を進めていきましょう。
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