満月の呼び名
毎月見ることができる満月。各月の満月には、それぞれ呼び名があります。
アメリカの先住民が、農業や漁業、狩猟の目安として季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけたそうです。そしてそれは、その満月を含む1カ月の呼称としても用いられています。
例えば、イチゴの実る季節である6月は「ストロベリームーン」、とうもろこし収穫の季節である9月は「ハーベストムーン」のような名前がついています。
日本では一部の名称、例えば「ストロベリームーン」や「ピンクムーン」といった名称は、最近テレビやウェブサイトなどで取り上げられることがあるため、耳にしたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、1月~12月までの満月の呼び名と、それぞれの呼び名がどういった意味や季節を表しているのかをまとめてご紹介しましょう。
また最後に、月の周期に合わせた開運アクションもご紹介していますので、叶えたい願いがある方は、ぜひチェックしてくださいね。
- 1月〜3月の満月の名前と意味・由来
- 4月〜6月の満月の名前と意味・由来
- 7月〜9月の満月の名前と意味・由来
- 10〜12月の満月の名前と意味・由来
- 月の周期に合わせたおすすめ開運アクション
1月の満月の名称:ウルフムーン(Wolf Moon)
意味:狼が空腹で遠吠えをするころ
1月の満月は「ウルフムーン(Wolf Moon)」と呼ばれています。日本語では「狼月」といわれています。
アメリカの先住民は、真冬の食糧不足を嘆く空腹のオオカミの遠吠えにちなんで、1月の満月を命名したと考えられています。
あるいは、この時期になると狼が繁殖期をむかえ、遠吠えが絶えず聞こえてくる様子を指して名づけられた、という説もあります。
1月の満月は「ウルフムーン」という名称以外にも、さまざまな別名があります。
- オールドムーン:Old Moon(古月)
- アイスムーン:Ice Moon(氷月)
- ウィンタームーン:Winter Moon(冬月)
- ホリデームーン:Holiday Moon(祝日月)
- コールドムーン:Cold Moon(冷月)
- クッキングムーン:Cooking Moon(料理月)
- クワイトムーン:Quite Moon(素晴らしい月)
2月の満月の名称:スノームーン(Snow Moon)
意味:大地が雪に覆われ、狩猟が困難になるころ
2月の満月は「スノームーン(Snow Moon)」と呼ばれています。日本語では「雪月」といわれています。
アメリカの先住民は、寒さが厳しく大地の多くが雪に覆われる季節にちなんで、2月の満月を命名したと考えられています。
または、厳しい気象条件から狩猟も困難になるため、ハンガームーン(Hunger Moon)(飢餓月)とも呼ばれています。
2月の満月は「スノームーン」「ハンガームーン」という名称以外にも、さまざまな別名があります。
- ストームムーン:Storm Moon(嵐月)
- ボニームーン:Bony Moon(骨月)
- トラッパーズムーン:Trapper’s Moon(罠猟師月)
- ムーンオブアイス: Moon of Ice(氷月)
- リトルファミンムーン:Little Famine Moon(小飢餓月)
- バーディングムーン:Budding Moon(出芽月)
3月の満月の名称:ワームムーン(Worm Moon)
意味:土から虫が顔を出すころ
3月の満月は「ワームムーン(Worm Moon)」と呼ばれています。日本語では「芋虫月」といわれています。
アメリカの先住民は、冬が終わって気温が上がり、雪が解けるこの時期に、地面から這い出してくるミミズや芋虫の這った跡にちなんで、3月の満月を命名したと考えられています。
または、メープルシロップの原料になるサトウカエデの樹液の採取も始まるため、サップムーン(Sap Moon)(樹液月)とも呼ばれています。
3月の満月は「ワームムーン」「サップムーン」という名称以外にも、さまざまな別名があります。
- クラストムーン:Crust Moon (堅雪月)
- デスムーン:Death moon(死月)
- チェイストムーン:Chaste Moon(純潔月)
- クロウムーン:Crow Moon(烏月)