10月の満月:ハンターズムーン(Hunter’s Moon)
意味:狩猟を始めるころ
10月の満月は「ハンターズムーン(Hunter’s Moon)」と呼ばれています。日本語では「狩猟月」といわれています。
エサが豊富な夏を過ごし、肉づきのよくなった野生動物を狩るのに適したころにちなんで、アメリカの先住民は、10月の満月を命名したと考えられています。
この季節は、作物の収穫が終わり、長い冬に向けて、肉を蓄え始めるための狩猟が始まります。月も明るく、照らす時間も長いため、猟師は野生動物を見つけやすくなる季節です。
10月の満月は「ハンターズムーン」という名称以外にも、さまざまな別名があります。
- ダイインググラスムーン:Dying Grass Moon(枯草月)
- ブラックベリームーン:Blackberry Moon(ブラックベリー月)
- トラベルムーン:TravelMoon(移動月)
- カインドリームーン:Kindly Moon(親切な月)
- ブラッドムーン:Blood Moon(血月)
11月の満月:ビーバームーン(Beaver Moon)
意味:ビーバーが巣作りをするころ
11月の満月は「ビーバームーン(Beaver Moon)」と呼ばれています。日本語では「ビーバー月」といわれています。
沼が凍る前に、ビーバーを捕らえるための罠を仕掛けるころにちなんで、アメリカの先住民は、11月の満月を命名したと考えられています。
または、ビーバーが冬を超えるために、巣づくり(ダムづくり)をする季節にも由来しています。
11月の満月は「ビーバームーン」という名称以外にも、さまざまな別名があります。
- ホワイトムーン:White Moon(白月)
- ダークムーン:Dark Moon(暗月)
- ツリームーン:Tree Moon(樹木月)
- サッサフラスムーン:Sassafras Moon(樹木月)(サッサフラスはクスノキの仲間)
- フロストムーン:Frost Moon(霜月)
- トレーディングムーン:Trading Moon(貿易月)
12月の満月:コールドムーン(Cold Moon)
意味:冬の寒さが厳しくなり、夜が長くなるころ
12月の満月は「コールドムーン(Cold Moon)」と呼ばれています。日本語では「寒月」といわれています。
寒さが厳しくなり、本格的な冬が到来するころにちなんで、アメリカの先住民は、12月の満月を命名したと考えられています。この時期は、どんどん日が短くなり、1年でもっとも夜が長い”冬至”を迎えます。
12月の満月は「コールドムーン」という名称以外にも、さまざまな別名があります。
- ロングナイトムーン:Long Night Moon(長夜月)
- クリスマスムーン:Christmas Moon(クリスマス月)
- オークムーン:Oak Moon(オーク月)
- ピーチムーン:Peach Moon(桃月)
- ビタームーン:Bitter Moon(苦月)
各月の満月の名称の別名もご紹介しましたが、別名を並べて見てみると、その月がどういった季節なのかが思い浮かびますね。
それでは最後に、月の周期に合わせた開運アクションをお届けしましょう。