第4位 「はじめての恋人」との話
第4位にランクインしたのは、「女子高生だった私が「はじめて」を捧げたのは、後輩の女の子だった」。
こちらの記事は「まわりの女の子より声が低い」、そんなコンプレックスを抱えていた、とある女性の経験談です。
この女性が中学を卒業し、入学した高校は女子校。高校2年生のクラスで出会った元気のいいA子と打ち解けたころ、A子はこんなお願いをしてきました。
「演劇経験者なら、演劇部に入ってほしい!部員がいま4人しかいなくて、先輩が辞めたら2人になって廃部になっちゃうの」
こうして、演劇部に入部。そして後輩のなかの1人、後輩部員のM美に「付き合ってほしい」といわれ、付き合うことになったそうです。これが、彼女の人生ではじめてのパートナーでした。
彼女のちょっぴり苦い恋物語の続きは、こちらからチェック。
第3位 共用トイレから見えた“性”に対するさまざまな問題
第3位にランクインしたのは、「女の子なのに、恥ずかしい。共用トイレから見えた“性”に対するさまざまな問題」。
こちらの記事は、Twitterで拡散されたタグ『#厚生省は職場の女性用トイレをなくすな』というキーワードから、日本のトイレ問題だけでなく、ジェンダーにおける価値観や女性の社会進出について紐解いた記事。
そもそも『#厚生省は職場の女性用トイレをなくすな』という言葉は、なぜ拡散されたのでしょうか?きっかけは、厚生省が労働安全衛生法に基づく「事務所衛生基準規則」の見直しを図るため、2021年7月28日に厚生省労働政策審査会分科会が行われたことでした。
そもそも「事務所衛生基準規則」は1872年から変わっておらず、「男性用と女性用に区別する」ということと、壁で仕切られた便器の数は職場で同時に労働する人数によって定められるということしか明記されていませんでした。
そのため、2018年の働き方改革関連法に関連して改革が始まったのですが、厚生省の有識者検討会で報告書がまとめられたのが2021年3月で、内容としては「同時に就業する労働者が常時10人以内」の場合は男女兼用トイレをひとつ置けば済むという特例を認めるというものだったのです。
『#厚生省は職場の女性用トイレをなくすな』という文字面だけ見ると、女性が使うトイレがなくなってしまうのではないかという意味合いで取られてしまいそうだが、それは誤りであり、女性専用で使えるトイレがなくなってしまうことへの危惧。
たびたび、このような女性ならではの悩みを受けた訴えに対して、一定数の「女性のわがままだ」「女尊男卑だ」という声が上がりますが、その考えも受け止めつつ、まずはなぜ女性専用のトイレが必要だという声があがったのかをみてみましょう。