「私、好きな人できたの」その言葉に胸がチクリ
相手への嫉妬心から、本気度合いに気づく場合もあるでしょう。別に相手が誰と付き合おうと、自分には関係ないと思っていた。むしろ友人としてお祝いしようと思っていた。
でもいざ「好きな人ができた」と言われたら、なんだか心がざわざわとして、悔しくてムカついてたまらない。そんな気持ちが湧き出てきて、初めて相手への愛情に気がつくのです。
実際にこんなエピソードがあります。
いつも友人数人で集まっていたAさん(男性)。グループ内で特に仲がよかったBさん(女性)とは、2人で飲みに行くほどの仲でした。冗談で「50過ぎても独身だったら結婚するか」なんて笑い合うくらい、2人は仲良しでした。
そんなある日、友人たちと食事をしているとBさんが照れながら口にします。
「私、彼氏ができました」
その告白に一同大盛り上がり。おめでとうとお祝いの言葉を書けるなかで、Aさんだけが素直に笑えずにいます。祝福したい、でもなんだか喜べない…。そう、AさんはBさんが離れていくという現実を受け止められなかったのです。
その後、BさんがAさんに想いを告げることはありませんでした。「なぜ告白しなかったの?」と聞くと「俺がいまさら本音を言って、彼女が悩む姿は見たくないから」と、少し切なそうに話していました。
もっと一緒にいたい、離れたくないと思ってしまう
いつもの遊んだ帰り道、なんだかきょうは帰りたくない。「またメールするね」と言われても、できればもっと直接話していたい…。相手と離れがたいと思ってしまう瞬間も、本気だと気づくきっかけになります。
これまでの関係性がこつこつ積みあがってきて、このタイミングでついにピークを迎えたのかもしれませんね。
恋の始まりはとっても緩やか。しかし気づいた瞬間からとてもドラマチックに時間が動き出していきます。早く恋心に気づいてほしいと感じたら、まずはあなたのほうから想いをさらけ出してみてもよいかもしれませんね。
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