会社でもプライベートでも、自分より年齢が下の女性はかわいく見えるし頼られるとうれしいもの。純粋さだったり未熟さだったり、「守ってあげたい」と思えば恋愛感情も湧いてきます。
一方で、経験値に差がある、未熟を通り越して幼稚など、年下ゆえの厄介さを感じることもありますよね。
迫られることはたしかにうれしいけれど、そればかりじゃない「年下女性との関係」について、男性のリアルをご紹介します。
ただの食事だったのに…(30歳/建築)

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「派遣社員として自分の部署に来た、5歳年下の女性。
自己紹介のときから明るくハキハキとものを言うところが気持ちよく、人の目を見てしっかり話のできる女性でした。
特殊なソフトを使う業務で彼女はパソコンにつきっきり、何かあればすぐに修正もせねばならず、忙しかったと思います。
ほかの社員がミスをして相手方の会社に迷惑をかけたとき、彼女がほかの仕事を脇においてすぐ修正してくれて本当に助かりました。
それで、普段のお礼も兼ねて彼女とその社員と『3人で食事に行かないか』と誘い、ランチをごちそうすることに。会社の近くの店に予約を入れて、当日はプライベートな話もできて盛り上がりましたね。
それはよかったのですが、しばらくして同期から『派遣で来ている○○さん、お前に食事に連れていかれたってみんなに話しているぞ』と聞かされて。
ふたりきりじゃないしやましいことなど何もなかったので『本当のことだけど』と返すと、『お前に好かれて困っているって…』と同期は続けて本当にびっくりしました。
仲のいい女性社員にそれとなく彼女の様子を聞いてみると、『ほかの男性社員を誘ったのはカモフラージュで、本当は自分を狙っているって言っていたよ』と聞かされてショックでしたね…。
そんなつもりは毛頭なく、何とか誤解を解かねばと思ったけれど、動けば余計に彼女を刺激するかもと考え直し、契約期間の満了までひたすら仕事の会話だけで過ごしました。
彼女は明らかに次の誘いを待っている雰囲気で、金曜日の夕方など『今週は何も予定がなくて』とわざわざ言ってくるときもあり、たった一度の食事でここまで舞い上がるものなのか、とちょっと怖くもなりましたね。
期間が終わって会社を去るとき、LINEのIDが書かれたメモがデスクに貼ってあったけど、もちろん連絡していません。
仲のいい女性社員に『あなたが派遣で来た女性に手を出すような人とは誰も思っていないから』と言われたけど、相手のこんな勘違いのときはこちらの普段の行いがものを言うな、と改めて考えました」(30歳/建築)
こちらにはまったくその気はなかったのに、食事に誘っただけで自分に好意があるのだと思ってしまうのは、恋愛の経験値が低い可能性があります。
男性との食事は、純粋なお礼だったり社交辞令だったりの場合もあるわけで、空気を読めないと敬遠される結果になるのですね。
「普段の行いがものを言う」は男性の実感として出た言葉ですが、相手が勘違いしているときほど周囲は話に違和感を覚えるもので、真面目さは我が身を救うのだと感じます。