こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの星のしずくです。
今回は、私のメルマガに寄せられた質問を取り上げます。「自分だったらどうするか?」という視点で読み解いてみてくださいね。
QUESTION
仕事は人間関係による疲れから体調も優れなくなり退職したのですが、新たに始めようと言う気持ちと現状維持を望む気持ちと半々です。
性格的には白黒をハッキリさせたいのに、出来ない自分にも苛立ちがあります。ご指導を宜しくお願いします。
心の「リハビリ期間」を設けてみて
自分とは相いれない役割を演じて、自分にはないリズムを強制して、相手の期待に応えて、自分を後回しにして。そうやってムリをしてきたために体調を崩してしまったのでしょう。
いまはリハビリ期間として、体調を整えることに専念するとよいかと思いますよ。ここで言うリハビリとはココロの疲れを回復させることです。
これまでの「〇〇しなければならない」という社会生活で、自分に制限をかけていたために。ココロが委縮してしまっています。いまはそんな社会生活から離れたわけです。
また慌てて「〇〇しなければならない」という生活に戻らないように。この時期は自分のなかにある自然のリズムを回復させるよい機会です。
自然あっての自分です。自然体になるだけで本来の自分らしさも回復していきます。
自然体になるとは、直感に基づく行動。だれかにしたがうわけではなく、だれかに認めてもらうわけでもなく、怒られないように顔色をうかがうこともなく。
世間体や常識から、自分を解放させて楽しいと感じることを行動に移せば自然の感性は回復していきます。
「性格的には白黒をハッキリさせたいのに」とご質問でおっしゃっていましたが、ムリに、チカラを込めて白黒ハッキリさせようとしても、その抵抗感によってまたココロが疲れてしまいます。
楽しいことに熱中して自然の感性が回復すれば自然に導かれて、おのずと白黒ハッキリとしてきます。
楽しいことがわからないときは、子ども時代にさかのぼる
楽しいことが分からないときは、これまでやりたかったけれど、してこなかったことをやってみましょう。
子ども時代にまでさかのぼって、自分が楽しくしていたころを思い出してみてください。かつて楽しいときはなにをしていたのでしょうか。
まったく同じことをして楽しめるかどうかは別ですが、ご自身の楽しみを再発見するヒントになります。
出来ない自分にも苛立ちがあります。ココロから楽しむことが、あなたを自然体へと導きます。
そのためには、現在のできない自分を受け入れて認めること「ネガティブな自分も含めて自分であると、受けとめる」その「受容」が怖れを解放し喜びを基準とした新しい自分へと「変容する土台」となります。
「こうしないといけない」というココロの硬直を柔らかくして「これもいいし、あれもいい」とココロを柔軟にしていくこと。そうやって自然体となって喜びを主体とした本来の自分らしさを回復させていきましょう。
また、人間関係に疲れたら…
なにを言っても変わらない。相手をするだけムダである。
そのような人たちを無視することもできますが、相手がどのようであれ、自分の思いまで抑えなくて大丈夫。
立ち上がり自分の思いを行動に移していくこと。そうやって相手に選択肢を提示したり、新たなチャンスを与えたりといったことはあなたのココロの健康にもよいものです。
自分の望む世界を自分という生き方をもって体現していくように。自分の考えを押しつけるわけではありません。実際のところ、相手がそれを受けとるかどうかも関係ありません。
相手に変化が起きるかどうかは別として、自分がお手本として自由に生きること。そして、もっと別の異なる選択肢があることを相手に提示する。そのあなたの意思があなた自身を理想の世界へと導いていきます。
今回のポイント
- 楽しみに熱中すれば、自然の感性は回復していく
- 楽しいことが分からないときは、過去に楽しんでいた頃を思い出そう
- ネガティブも含めた自分を受け入れることで、変化の土台ができる
あなたがさらに幸せに豊かになることを応援しております。
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