夫婦別室のタイミングによって、違いはあるのか?
横山:つまり、伝え方に気をつければ夫婦別室のタイミングはいつでもよいと考えていますか?
ホノカさん:そうですね。でも問題があるなら早めに夫婦別室にしたほうがいいと思う。私たちはあと1カ月我慢していたら、私が爆発していたかもしれません。
ナナさん:私も早めに決断してよかったと思ってます。結婚してしばらく経ってからだと、なんだか「そんなに一緒に寝たくない?」とも思われてしまいそうで。ホノカさんやヒカリさんのように理由が具体的ならいいんですが、結構私は「仕事の時間が違うから」という理由なので…。この理由だったら、「静かに寝れば迷惑かけないでしょ」とかも思われそう。
ヒカリさん:そうですよね、私もそれが不安でタイミングをうかがっています…。
ホノカさん:伝え方を工夫すれば、あとは夫の機嫌がいいときとか、話し合いしやすいタイミングとかを狙うのがおすすめです。「なんでいま?」と聞かれたら、「思いついたから早めに相談したかったんだよね」と言えばいいと思う。むしろ勝手に「来週から夫婦別室にするから!」とかはNG。夫婦別室にするタイミングはふたりで決めるのが一番だと思いますね。
横山:たしかに、ふたりのことなのでしっかり話し合ったうえで決めるのがよいですね。みなさんそれぞれ夫婦別室のタイミングが異なりますが、それによって生じたメリットとデメリットをお伺いしたいです。
ナナさん:私は結婚当初に夫婦別室にしたので、後から揉めることがなかったというのがメリットかなと。最初から夫婦別室だったので。デメリットは一緒に寝る回数は明らかに少ないので、子作りの話はしにくいことですかね。
ホノカさん:私は途中から夫婦別室でしたが、育児により協力し合えるようになりました。デメリットはやっぱり夫婦の時間が減るので、会話もスキンシップも減りました。それでもお互いを思いやるよう心がけているおかげか、不自由はしてません。
ヒカリさん:私はまだ夫婦別室していないのでメリットはわかりませんが、デメリットは、夫婦別室にしたいという話を切り出しにくいということです。今回こうしておふたりの話を聞けたからよかったものの、何もわからずにいれば、夫婦別室の話を伝えられなかったか、間違った伝え方で夫婦喧嘩に発展していたかもしれません。
横山:それぞれにメリットとデメリットがあるので、ライフスタイルや夫婦の関係性に合わせて選ぶのがよさそうですね。
ナナさん:そうですね。最初から夫婦別室にする場合は「何曜日は一緒に寝る日」とルールを決めておくと、デメリットがカバーできるかなと思います。
ホノカさん:それはいい案かも!私も子どもが大きくなったら、一緒に寝る時間を作ろうかなと思っています。永遠に夫婦別室になるわけじゃなくて、一次的に夫婦別室にするっていう選択もありですよね。
ヒカリさん:夫婦それぞれに適したタイミングは違っていて、大切なのは夫婦のコミュニケーションをキープすることなんでしょうね。
最初から夫婦別室にする場合は伝えやすさはあるものの、子どもの話がしにくいというデメリットがありました。途中で夫婦別室にする場合は、これまでに比べてスキンシップが減少してしまうという可能性があるんですね。
しかしどのタイミングでも、相手への伝え方を心がけたり、たまには一緒に寝たり、心が離れていかないよう思いやりの心を大事にすることで、デメリットをカバーできそうです。
夫婦の寝室を別室にするタイミングに悩んだら、まずは夫婦でじっくり話し合いを重ねることが大事でしょう。
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