他人の家にお邪魔したとき「この人、思ってたような人と違うかも…」と感じたことはありませんか?
普段リラックスして過ごしている場所だからこそ、思っている以上に家にはその人の本当の姿が表れているもの。
今回は、前回に引き続き、よその家にお邪魔したときに「こんな人なんだな」と思わず思ってしまったエピソードをご紹介します。
見た目と裏腹に部屋がオシャレで綺麗だった

image by:Shutterstock
「大学のとき、サークルの先輩の家でみんなでタコパしました。めっちゃ地味な先輩だったので、家に行くまで女子たちみんな『いまごろ頑張って掃除機かけてんじゃない?』とか言ってたんです。ただ先輩の家に行く前日、ほかの先輩たちが『めっちゃ楽しみ』とやけにソワソワしていたんですよね…」
そしていざ先輩の家に足を運んだとき、マイコさん(仮名)や友人たちは度肝を抜かれたと言います。
「部屋がめちゃくちゃオシャレでびっくりしました。玄関からオシャレで、雑誌に載ってるのではと思うレベルだったんです。勝手に1DKくらいを想像していたんですが、広々とした1LDK!あんなに広いリビング、一人暮らしの家で見たことないです。テレビじゃなくてプロジェクターがあって、音響もすごくて、ネトフリをおっきなスクリーンで流しながらタコパしました。ここはどこのダイニングバー?という感じの雰囲気でしたね。ただの地味な先輩だと思ってたので、あまりのギャップに、友人たちはみんな驚き通り越して引いてましたね」
詳しく聞けば、先輩の趣味はお香とギター、特技はDJ。クラブでプレイすることもあるんだそう。
「写真を見たら普段の先輩と違いすぎて、驚きました。ただ、寝室がピンクやら紫のライトでライトアップされるのを見たときに、『ん?』って思いましたね。女の先輩にこっそり聞いたところ、このギャップで女性を落としてワンナイトするのを楽しんでいるタイプなんだとか。見かけによらず肉食系で、結構女性にだらしないんだなって…家見て思っちゃいました。感情の動きが激しい一日でしたね」
捨てられない系男子に幻滅

image by:Unsplash
「元彼の話です。バイト先の先輩で、気さくだけど紳士的で、話もおもしろくて、私の意見をいつも優先してくれて、おしゃれで、気遣い上手で…とにかくとても素敵な人でした。みんなに羨ましいって言われるほど自慢の彼氏。だったんですが…付き合って3カ月目、彼の家に行ったときに幻滅しました」
大好きな彼氏とのはじめてのおうちデート。ドキドキしながら部屋へと足を運んだエリさん(仮名)を、衝撃の光景が出迎えます。
「とにかく物が多すぎる。四方八方を埋め尽くす洋服の山。クローゼットもパンパンで、しまう場所がありません。一応片づけたんでしょう、リビングだけはなんとか座れるようになっていましたが…。服多いねって聞いたら『一度着た服はもう二度と着れないんだよね』って言いだして、ああもしかしてこの人、捨てられない人なのかなぁって」
彼がトイレに行っている最中、エリさんはさらにとんでもないものを発見します。
「服のしたに、何やらフォトアルバムらしいファイルがあったんでちらっと見たんです。そしたら元カノとの写真アルバムでした。部屋をよく見てみると、いろんな元カノとの写真がいたるところにちらほらと、テレビの前には歴代の元カノたちとのプリクラも乱雑に置かれていました。捨てられない人なんだろうなっていう思いは確信に変わりましたね…」
とはいうものの、生ごみが放置されていたり、ゴミまみれだったりするわけではないんだとか。片付け下手なのか、思い入れがあるものは捨てられないのか、理由はわかりませんが、この後エリさんはそっと別れを告げたと言います。
- image by:Shutterstock
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。