ひとり旅のマイナス面
ただ、ひとり旅のマイナス面もあるにはあります。
特に海外となると、女性のひとり歩きが大きなリスクになることがあるので、そこは注意が必要。
日本人女性は海外の女性に比べておとなしいのと、若く見えるため、結構モテます(アラフィフのいまはわかりませんが…)。
なんだかギンギンな目をした人に声をかけられたり、つきまとわれたりなんてこともあるにはありました。
なのでわたしは、夜はゲストハウスで知り合った男性を含むグループで行動したり、夜ご飯だけは現地で知り合ったひとり旅の日本人男性と行ったり、それなりに自衛していました。
一緒に行動する日本人男性も危険になる場合があるので、そのあたりは女性ならではのリスクかなと思います。
逆に国内ではそういうこともないため、さらに気楽に夜ご飯に出かけたりできるので楽しいです。
いまは、女性ひとりで行動していても変な顔をされることもめったにないですしね。
あまのじゃくを承知で告白すると、わたしはひとりで行動したいくせに、夜、広いホテルの部屋に「ポツン」とひとりぼっちでいるのが苦手。「オバケが出たらどうしよう」とかいろいろ考えてしまうので、広ければ広いほど怖いのです。
高級宿でひとりのんびり、なんていう絵面に憧れはあるのですが、きっと怖くて眠れない!ひとりで広い場所は落ち着かない!
なので、ひとり旅の宿を選ぶときは、リビングのような交流場所があり、できるだけ部屋が狭くて壁が薄く、人の気配を感じられるゲストハウスしか選びません(笑)。
日本のゲストハウスは、昔の住宅を低予算でリノベしているところが結構多いので、とりあえず壁を立てただけで隣の部屋の人のイビキが丸聞こえ…なんてこともあるのですが、ポツンとひとりでしーんとした場所にいるよりはずっとマシ。安心して眠れます。
旅のスタイルも人それぞれ。好みに合わせて楽しんで
ひとり旅が好きな人、誰かとワイワイ旅行するのが好きな人…いろんな人がいます。
すべては好みの問題なので、ひとりが嫌という人は無理してひとり旅をする必要もないですし、やってみて合わなければもうやめればいい。
わたしも家族や友人とも旅行に行きますが、ひとり旅はまた別の楽しみがある。
選択肢を広げるということは、楽しみの幅が広がっていくということだなと思います。
ひとり旅のスタイルもいろいろで、ゆったりとひとり時間を楽しみたい人はリゾートホテルでひとり時間を楽しめばよいし、わたしのように自由気ままに動きたいけれど寂しがりやな人は賑やかに過ごせる場所を選べばいい。
ソロキャン(ソロキャンプ)なんかも流行っていますよね。そういうスタート部分からすべて自分の好みにやれるところこそ、ひとり旅の魅力。
長かったコロナ禍もやっと明け、なんとなく自由な空気が流れ始めてきたきょうこのごろ。
ひとり旅に興味がある方は、ぜひこれを機会にデビューしてみてくださいね!
- image by:Shutterstock
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。