「アテネは街が汚い」は本当?
アテネでは、見逃してはいけないパルテノン神殿へ。パルテノン神殿は山のうえにあるので、徒歩で急な坂をてくてく歩きながら登る。
これまた暑さがとんでもなく、若かった当時のわたしでもヘロヘロになりながら到着。少し日陰で休みたいと思うも、なんとパルテノン神殿の周辺は屋根がありません!
さらにお店もなく、水を売っている場所もなく、パルテノン神殿をじっくり眺めたいけれど暑さにやられて早々に退散。
アテネの街は、古代の雰囲気が漂っているのを期待していたのだけれど、なんか小汚い印象がありました。
落書きがあったり、ゴミが散らかっていたりで「これがあのギリシャ神話の街?」と不思議になるくらい。
なんとなく暗いイメージもあるし、街歩きを楽しむ感じではないのがこれまた残念でした。
こう思ったのは私だけ?とネットを検索してみましたが、やはり「アテネは街が汚い」という感想は結構多く…うーん、やっぱり残念ですね。
ご飯に関しても、お隣のトルコがどの店に入っても安くておいしかったのに比べ、ギリシャは大して安くないのに、あまりおいしい店に出会えませんでした。
まずいと言うほどではないのですが、メニューが似ているだけにトルコと比べてしまったり、ピザとかパスタもあるにはあるのですが、日本で食べたほうがおいしいかも…。
バッグパッカー旅行の魅力は、パッケージツアーにない庶民の顔が見られるところなのですが、ギリシャに限っていえば「観光では見なくてもいい部分」が目に入ってしまうなぁと感じました。
旅の途中で出会った男性のように、エーゲ海クルーズに参加するとか、パッケージツアーでいいところだけ見て回る。しかも友達や恋人と行くのが正解かなぁと。
そんなこんなで、憧れの景色を見られたものの、期待値が高すぎたのか、ちょっと残念な部分もあったギリシャ旅行。
帰国してから考えてみましたが、ギリシャへの旅行は、ひとり旅やバッグパック旅行には向かないんだなぁとしみじみ思いました。
それでも旅に行きたい気持ちはまだまだありつつ、結婚、出産をして海外旅行なんてなかなか行けないままいまに至り…。
子育てが終わったら、懲りずにまた気ままな海外旅行に行くつもりです。次はスペイン、イタリアなどヨーロッパに行きたいなぁと。
時代は変わり、国際情勢や円安など海外に行きにくくなってはいますが、冒険心はまだまだあるので次に旅に行くのを楽しみに日々を過ごしています。
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