近年では「年功序列制度」のデメリットの大きさから、若手のモチベーションアップにもつながりやすい「成果主義」を取り入れる先進的な企業やベンチャー企業が増えてきています。
しかし古くからある企業では、まだまだ「年功序列制度」が用いられているようです。
より良い条件で退職するためのノウハウや情報がまとめられたサイト『退職の前に読むサイト』(ベースメントアップス株式会社)が、「上司のどのようなところを尊敬していますか?」について調査しました。
勤続年数に応じて役職がついたり、会社のなかでの影響力にもひびく年功序列制度ですが、リアルな声はどのようなものがあるのか、早速チェックしてみましょう。
32%の部下が「結果を出している上司」を尊敬できると回答
管理職として上の立場に立つ人は「これまでの実績に応じて役職を与えられている人」「結果を残していないが、年功序列の恩恵により出世した人」の2パターンに分かれているといわれています。
「尊敬できる上司と一緒に働きたい」「将来なりたいビジネスパーソン像と重なる人から働き方を学びたい」と思う部下としての視点では、「これまでの実績に応じて役職を与えられている人」のもとで働きたいと思うのは、当然のことですよね。
結果を出している上司
今回の調査では、「上司のどのようなところを尊敬していますか?」という質問で、32%の支持を集め「結果を出している上司」がトップとなりました。
やはり、結果を出していることが「仕事ができる上司」としての1番の証明になるといえます。
部下にもしっかりと伝わる実績があるということは、会社からの信頼も厚いはず。部下としては安心して働くことができる、という結論につながります。
特に「成長したい」「出世したい」と思っている部下からすると、自身を導いてくれる方位磁石のような存在として、尊敬を集めることも大いにあるのではないでしょうか。