「出会いさえあれば」を常套句にここまで来てしまい、気づけば未婚のアラフォーに突入していた筆者。
年齢を重ねるごとに、衝動的な恋愛とはどんどんかけ離れ、現実のみが押し寄せ不安になる日々。出産のことを考えると、“年齢”という呪縛から逃れることはできません。
さらに頭をかすめる「やっぱり男は若い女がいいんじゃないか…」という疑問は、結婚願望のある同世代の未婚女性の多くが抱えているものなのかもしれません。
いったい同年代のアラフォー男子たちは、こんなにも女性の首を締める“年齢”のことをどう思っているのだろう…。そんな風に考えていたら、最近結婚した男友だちの多くが年下女性と結婚しているという事実に突き当たりました。やっぱり、男は若い女に惹かれるものなのでしょうか…?
そこで、筆者の大学時代のサークル仲間であり、年下妻を持つアラフォー男性4人とリモート座談会を開き、実際のところはどうなのか聞いてみることにしました。彼らが年下妻を選んだ本当の理由とは?
- ケイスケ…36歳、医療機器メーカー営業。妻28歳、結婚4年目。
- ヨシカズ…37歳、小学校教員。妻32歳、結婚6年目。
- ケンジ…38歳、WEBクリエイター、バツイチ。現在の妻30歳、結婚1年目。
- サトシ…40歳、公認会計士。妻29歳、結婚9年目。
- 筆者…アラフォー未婚、婚活真っ最中。上記4人の結婚式に出席済み。それぞれの妻と面識あり。
11歳年下のギャルと「授かり婚」したわけ
筆者:きょうは年下の女性と結婚した4人に集まってもらって、「なぜ年下の女性を妻に選んだのか?」っていうことを聞いていきたいと思います。プチ同窓会的な感じで、ぶっちゃけ話を期待してます!
サトシ:俺は本当に年下とか気にしたことなかった。みんなも知ってるとおり、大学のときに付き合ってた子は同級生だったし。結婚の決め手は子どもを授かったから。
筆者:出会いは合コンでしたよね?
サトシ:そう。会社の同期に誘われて行った飲み会で。出会った当時は俺も20代だったけど、彼女はハタチになったばっかりで、「若いな〜」って感じだった。でも、顔がとにかく好みだったんだよね(笑)。
ケンジ:ギャル系で(笑)。サトシさん、昔からギャル好きでしたもんね。
サトシ:いまは全然ギャルじゃないけど、なんでも笑ってくれる感じとか、めっちゃいいなって思って。なんとなく育ちのよさも感じたんだよね。俺の一目惚れで連絡先交換して、割とすぐふたりで飲みに行ったりして、自然な流れでつき合うことに。それから半年くらいで子どもができて、結婚することになりました。
筆者:子どもができていなかったら、どうなっていたと思います?
サトシ:彼女の年齢とか考えて、もう少し時間はかけたかもしれないけど、結婚はしたいと思ってたから。俺、長男だし30歳になるしで、かなり結婚は意識してた。妊娠は本当にいいきっかけだったと思うよ。
あとこの結婚にはもうひとつの決め手があって、彼女の両親がすごくいい方たちだったっていうのもある。彼女から育ちのよさを感じた理由もわかったというか…。結婚の挨拶をしに行ったときも優しく迎え入れてくれたし、子育てにもすごく協力的で。
筆者:いまや4児の父ですもんね。
ヨシカズ:結婚してから、けっこう夫婦喧嘩の話とか聞いてましたけど、やることはやってるなって思ってました(笑)。
サトシ:気が強い子ではあったから、喧嘩はしょっちゅうしてた。でも、自分でいうのも恥ずかしいんだけど…そういう相性もすごくいいみたい。マジでそんなに回数はしてないと思うんだ。その少ない中で、見事子どもができるっていうね。
ケンジ:いいなぁ。俺は元妻と子どもができなくて離婚したようなもんだから。