6歳差の姉弟を育てるママライター、EMIです。2022年の秋に2人目を出産し、先月育休から復帰しました。
育児に追われ、仕事でのキャリアアップをあきらめかけている方。もしかしたら、リスキリングがあなたの悩みを解決するカギになるかもしれません。
リスキリングとは、新しいスキルを身につけて、キャリアの可能性を広げることです。
私自身、2人の子育てをしながらキャリアに悩んでいたとき、リスキリングに出会い、副業で活躍の場を広げることができました。
きょうは、ワーママがリスキリングを始めるメリットと、私の実体験から学んだコツをお伝えします。
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リスキリングが解決策になる?
育児や家事に追われ、日々忙しく過ごすワーママに、なぜリスキリングがおすすめなのか具体的な理由をお話しします。
ワーママが直面するキャリアの悩み
ワーママは、育児と仕事の両立において多くの課題に直面します。
出産や育児によりキャリアが中断されたり、仕事と子育ての両立に追われるなかでキャリアアップや新しいスキル習得の時間確保は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
私も2人の子育てをしながら会社員として働いており、1人目の産休・育休を経て復職した後は、自分のキャリアについてじっくり考える時間がありませんでした。
「このままでは、将来的にキャリアの選択肢が限られてしまうのではないか」そんな焦りに駆られる日々を過ごしていました。
そして、やはり育児をしながらのリスキリングは、まとまった勉強時間がなかなか取れません。
私は育児のスキマ時間をうまく活用し、「毎日5分でいい」と決めて、時間を確保していました。
リスキリングが解決策になる理由
2人目の育休中に、自分の興味のある分野(ライティング、デザイン、AI活用方法、資産運用など)をすべて学ぶことを決意。
結果、自分が本当にやりたいことが明確になり、副業として少しずつ仕事を得ることができました。
リスキリングをしたことによりキャリアの幅が広がり、先ほどの「キャリアの選択肢が限られてしまうのでは」という焦りも解消。
心に余裕ができて、育児と仕事のバランスを取りながらも、新しい挑戦を楽しむことができました。
リスキリングはワーママにとって、キャリアの悩みを解決するためのひとつの手段。
新たなスキルを身につけることで、現在の仕事とは別に自分のスキルを発揮する場所を作れます!
リスキリングを始めるべき年齢はない!
なかには、「もうこんな年齢だから、この年で勉強を始めるなんて無理!」と考える方もいるかもしれません。
でも、安心してください。リスキリングを始めるのに、年齢は関係ありません。
どの年代でも新しいスキルを学び、キャリアの幅を広げることができます。
ここでは、「年齢に関係なくスキルアップが可能な理由」や「生涯学習の重要性」についてお話しします。
年齢に関係なくスキルアップが可能!
近年は、年齢に関係なくリスキリングをする人が増えていると思います。
私の父も退職後に介護福祉士の資格を取得したり、さまざまな講座を受講していました。
そして、私が所属するオンラインコミュニティでも、私と同じワーママはもちろん、50代、60代の方もリスキリングに取り組み、学びを通して活躍している人がたくさんいます。
生涯学習はとても重要性
いまや「人生100年時代」と言われ、急速に変化する現代社会において、学びは一生続くものだと考えることが大切。
なぜなら、リスキリングを通じて新しい知識や技術を習得することで、何歳になっても自分の可能性を広げ続けることができるからです。
また、私の場合は、学び続けることで得られる達成感や自己成長の喜びは、家庭生活にもよい影響を与えました。
勉強嫌いだった小学生の娘が、私が勉強する姿を見て、以前よりも意欲的に勉強をするようになったのです。
リスキリングに挑戦することは、自分自身のキャリアを豊かにするだけでなく、周囲の人たちにもよい影響を与えることもあり、学び続けることはお互いによい影響を与え続けることに繋がります。
リスキリングに取り組む際の心構えとサポートについて
最後に、「リスキリングに取り組む際の心構え」や「サポートの活用方法」についてお伝えします。
ぜひ参考にして、前向きに考えてみてくださいね!
思い切ってチャレンジすることの大切さ
リスキリングを始めるときは、不安を恐れずに、まずは思い切って挑戦してみることが大切です。
私も最初は「ちゃんと継続して学習することができるだろうか?」「せっかく高い受講料を払って継続できなかったらどうしよう…」と不安でした。
しかし、思い切ってリスキリングにチャレンジしてみると、新しいスキルを身につける過程で得られる達成感や自己成長の喜びを感じることができました。
「毎日1時間は勉強しないと!」など完璧を求めすぎず、まずは挑戦してみることからはじめましょう。
通勤時間や昼休みの時間、育児のスキマ時間をうまく活用して、毎日5分でもいいから継続することが大切です。私もスキマ時間を活用してリスキリングを継続しています。
支援やサポートを利用する方法
リスキリングをするときには、行政や企業、NPOが提供する支援制度を上手に活用するのがおすすめです。
教育訓練給付金制度や自治体の職業訓練講座など、学習費用の補助やスキルアップのための機会が用意されています。
また、オンラインコミュニティに参加することもおすすめです。
実際に私もオンラインコミュニティに所属し、同じ目標を持つ仲間と情報交換や励まし合いができ、有意義な時間を過ごしています。
行政の支援やオンラインコミュニティを上手に活用しながら、リスキリングに取り組んでいきましょう。
キャリアの可能性を広げる大きなチャンス!
リスキリングは育児と仕事の両立に悩むワーママにとって、キャリアの可能性を広げる大きなチャンス。
年齢やライフステージに関係なく、新しいスキルを身につけることで、いまの仕事とは別に自分の能力を活かせる新しい場所を見つけることができるでしょう。
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