野菜盛り沢山のピクルス液
野菜が大好きな私。市販のピクルスは酸味がきつすぎて好みではないので、自分で作っています。
野菜を食べやすい大きさにカットしていきます。日本だとダイコンなども定番野菜ですが、意外とおいしいのがゴボウです。残念ながらイタリアではゴボウが手に入らないので、私はとある野菜で代用することがよくあります。それは、アーティチョーク!イタリアではカルチョーフィと呼ばれている野菜です。この茎の部分が限りなくゴボウに近い食感と味を持つのです。
定番ものだけではなく、旬の野菜もどんどん入れちゃいます。そしてピクルス液を作っていきます。
私は白ワインビネガーを使用していますが、米酢でも大丈夫です。その場合、砂糖の量を増やした方が(40g〜50g)まろやかに仕上がる気がします。
スパイスは月桂樹の葉と粒コショウが一般的ですが、今回はスパイスとして乾燥のレモングラスも入れてみました。レモングラスの香りが大好きな私です。そしてコショウはブラックではなくピンクペッパーにしてみました。
Recipe:野菜盛り沢山のピクルス液
【材料】
- 水 250cc
- 白ワインビネガー 150cc 〜200cc (お好みで加減してください)
- 塩 5g
- 砂糖 25g
- 月桂樹 1〜2枚
- ブラック(ピンク)ペッパー 5〜10粒
- お好みで乾燥レモングラスもどうぞ
- ※ 野菜をたっぷり入れた1リットルの容器9分目ほどの量となります
【作り方】
- すべての材料をお鍋に入れて沸騰させます。
- そこへ硬い野菜から順に入れ、5.6分ほど加熱します。
- 火を止め粗熱が取れたら、お鍋で煮込んだ野菜とともに生食野菜も殺菌済みのガラス容器に入れます。
今回は、人参、アーティチョーク、セロリ、ズッキーニ、パプリカ、インゲン(イタリア産は日本産より硬いため)の順番で入れていきました。生食はラディッシュときゅうり、そしてミニトマトとレモンです。
イタリア産のきゅうりは皮が硬く食感も悪いので、皮はほとんど取り除いています。色合い用に少しだけ緑を残したのみ。ミニトマトはつまようじを使って10箇所以上に穴を開けておきました。
煮物と一緒で、味が染み込むのは冷めていくときです。本来なら翌日以降がおいしくいただけるのですが、私のこのレシピの場合、2〜3時間もするとおいしく食べられます。
ピクルスはそのまま食べるのはもちろん、ご飯に和えてライスサラダ風にするのもおすすめです。ライスサラダ風にする場合、ツナ缶やハムまたはソーセージ、コーンやゆで卵などと一緒に入れると味が引き立ちます。蒸したポテトを潰したものに、細かくカットしたピクルスとマヨネーズを入れるとポテトサラダに早変わり!
これからの季節に活用していきたいアイテムですよね。酸は疲労回復だけではなく、防腐予防効果もありますので、これからの季節にぜひ作ってみてください。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※この記事は2020年5月15日に著者のメルマガに掲載されたものを一部転載しています。