彼女だけ倦怠期の原因は、将来観の違い?理解できずに大喧嘩
「いまとなっては笑い話なんですけどね」と言う真奈さん(仮名)の左手薬指には、キラリと光る結婚指輪。
「彼と付き合って3年経ったころ、私は結婚を意識するようになりました。そのときはもう28歳だったし、そろそろプロポーズしてもらえるだろうなって。
でも一向に、彼から何の話も出なかったんです。私の誕生日も、クリスマスも、そしていよいよ4年記念日当日になっても、な~んにもありませんでした。
それがきっかけで、私、彼への興味がドスンとなくなっちゃったんです。同棲してたんですけど、倦怠期っていうか…ムラムラしないから夜も断ることが増えて、3カ月レスになっちゃいました」
そんなある日、彼からこんな話が。
「このままレスが続くなら、俺もう耐え切れないって言われました。はぁ?と思っちゃって。私があなたにときめかなくなったのは、あなたのせいだけど?って。一緒にいる時間も長いから、ときめきとかも皆無ですよ。ムラムラしないのはそっちの努力が足りないんじゃない?って。
そこから大喧嘩。どうやら彼は30歳になるまで結婚しないっていう独自ルールがあったようで…一方の私にしてみれば、だったら早く言ってよ?と。将来観の違いっていうんですかね、そのまま理解できずに私、別れようって言っちゃいました」
なんとそのとき、2人は本当に別れてしまったんだそう…しかし数カ月後。
「同棲先に荷物を取りに行くために戻ったら、彼に泣きながら言われました。『ムラムラしないって気持ちも全部受け止めるから、俺を一人にしないで!』って。いや、理由それかいって思っちゃったんですけど、なんだかこんな理由で別れるのもなぁと思ってヨリを戻しました。そこから初めて二人で将来について話し合い、私の30歳の誕生日に無事籍を入れましたよ。
あのときの倦怠期、いま思い出せば笑い話みたいな状況なんですけどね。別れた理由もヨリ戻す理由も、テーマは『ムラムラしないことについて』ですから。でも、あれがきっかけでちゃんと結婚できたんだなって…」
経過はどうであれ、なんとか彼女だけ倦怠期を乗り越え、復縁から結婚までこぎつけた真奈さん。もう少しお互いに気持ちを伝える時間を設けておけばよかったかな…という反省からか、結婚後はとにかく会話の時間を大事にしていると話していました。