「婚活」「成婚」をメインテーマとし、新たなライフプランを初動からサポートしている、婚活FPの山本です。今回は30代前半の独身女性から「結婚はしたいけど子どもはほしくない。どう思いますか?」とご相談をいただきました。
当人は年収400万円で最近婚活を意識し始めたかた。結婚はしたいものの、仕事は辞めたくなく、むしろ仕事のために子どもは産みたくないそうです。しかしそれで結婚できるのか不安とのこと。また人生への悪影響も気になるそうです。
結婚を意識する30代以降の女性から、よく聞く内容ですね。また、共働きが主流の現代ならではでしょうか。今回は、「婚活と子ども」について大切なポイントをお伝えします。ぜひ婚活や人生への影響を知っておきましょう。
男女間でギャップがある?
さて、まずは基本ですが「本気で子どもがほしい婚活男性は意外と多くない」。ひとまず男性もさまざま…という点を理解しましょう。
たとえば、株式会社オーネットが実施した「将来子どもはほしいか」といった内容のアンケートによると、男性は58.6%のかたが「子どもがほしい」と回答しています。その他諸々の統計やアンケート結果などを見てみても、同じように6~8割の男性が「子どもはほしい」と回答しているものがほとんど。婚活女性が出会う男性も、そんな感じでしょうね。
…しかし、私の肌感覚では大きく違うのが実情。少なくとも女性の欲する気持ちとは違う気がします。
男性が本気で子どもを欲しているケースとは、およそ長男などが「跡継ぎ」を求める場合のみで、あとは周囲や女性・親への配慮にすぎません。
できたらできたで可愛がる男性は多いですが、少なくとも出産前から強くほっする子ども好き男性は、一部の限られた人の話といえます。また、最近は経済的に厳しいと考える男性も多いです。
つまり、建前上は「子どもがほしい」と言いつつも、実際には「いなくてもいい」男性も多いといえます。ただし、性交渉はしたがるのが男性ですけどね。
とはいえ、これを女性に言える男性は少数派です。また男性自身、本音がわかっていないことも…。
それでも女性が望むなら受け入れる男性も多いかと思います。子どもを理由に拒否する男性は、それ以外が本音です。ひとまず、子ども拒否はたいした弊害になりません。それを好意的に取る男性を探しましょう。