こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの星のしずくです。
今回は、私のメルマガに寄せられた「10年交際した相手が忘れられない」という質問を取り上げます。
「自分だったらどうするか?」という視点で読み解いてみてくださいね。
QUESTION
10年間交際していた人に「ほかに好きな人ができたから」と先日振られました。長い期間好きな気持ちを継続できた人が彼しかおらず、諦めきれません。
彼のことを思い出すと、夜も眠れません。再度、彼がわたしを好きで一緒にいてくれる時間が訪れないかと願うばかりです。
- ※ご質問者さまが特定できないよう、質問内容は一部フィクションを含みます。
出会いは人生の課題を乗り越えるためにある
ご質問ありがとうございます。
生涯をともに過ごす男女もいれば、ある一定の期間で別れがやってくる男女もいます。そこに優劣はありません。
一人ひとり、人生のテーマの課題は異なり、そのテーマをクリアする期間も異なるためです。
男女にかぎらず、おのおのがもつ固有のテーマをクリアする協力者として人は出会います。男女のマッチングは言い換えるなら人生の課題を乗り越えるマッチングでもあるわけです。
人生の課題とは難しいものではありません。「自分らしく生きる」というのが大枠のテーマです。
自分らしさとは、喜びのこと。それは新しい喜びに出会う旅。あなたは彼と出会い、以前よりも自分らしく新しい喜びを得たことでしょう。
彼にしても、同じです。お互いの喜びを得たなら、一度ふたりの特別な関係は解消されていきます。
けれどもその関係は現実的な生活によって維持されることもありますし、そのまま物理的にも解消されることもあります。
名残惜しい気持ちは分かります。彼があなたの未知なる可能性を開いてくれたのは事実です。けれども、彼はあなたのお手伝いをしたに過ぎません。
あなたは自分のチカラで、彼の協力のもと、ある人生の課題をクリアしました。
これからは、ご自身の次なるテーマがなんであるかを見いだし前に進むときなのです。
執着はあなたの未来の可能性を阻む
過去にクリアしたご自身の課題と、彼と癒着させないことが重要です。
それを執着といって未来にある、あなた自身の可能性を阻んで(はばんで)しまいます。
この物理世界の年月は関係ありません。あっという間の10年もあれば絶えられない長さの数分もあります。
何度も繰り返したくなる甘い時間もあることでしょう。けれども大切なことは、同じことの繰り返しではなくいつも自分らしく生きること。
新しい喜びに触れて新しい自分に出会うこと。自分らしさの発現には何段階もあります。彼のもとで発現した自分らしさも真実です。
そこに否定できない永遠の輝きがあります。それでもなおあなたには、未知なる自分らしさがその奥に控えています。
あなたには、さらに自分らしく輝かせることが可能であり、その可能性があるからこそ今回の別れがやってきたのです。
ここでもう一度ご自身の人生の課題が何であるかを意識して、その課題を中心に生きてみましょう。
そうすれば、あなたのもとにその課題をクリアするための新たな関係が構築されてきます。
今回のポイント
- 人生の課題を乗り越える協力者として男女は出会う
- 手助けできることが達成されたら、ふたりの関係は解消されて卒業する
- さらに自分らしく輝かせることが、可能であるからこそ別れがやってくる
あなたがステキな恋愛を通じて、心身ともに豊かになることを応援しております。
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