日本はこれほどまでに、なぜ「謝罪」ばかりするのだろうか?
日本では、ネットリテラシーが低い人がSNSになにかを発信したり(アメリカにもいるが)、芸能人の不倫、闇営業、政治家の言葉づかい…とにかく、「謝罪、謝罪」。
誰に対しての謝罪なんだろう…。人の不倫や、芸人の闇営業とか?テレビでやらずに、個人的にやればいいんじゃないか…って思います。世間が許さない…っていう風潮?が強すぎる日本。世間がそんなに偉いのか?って思います。
アメリカで、たとえば交通事故にあうと絶対に「SORRY」という言葉を口にするな!というそうです。弁護士もそういう。だから自分がぶつけて事故を引きおこしたとしても、「SORRY」はいわないんだとか。
アメリカでは何事も「一筆」、「契約」が昔から当たりまえで、犬を獣医に連れていったとしても、治療する前から「治療費がこれくらいになります、一筆お願いします」って、サインを書かされたりします。
つまり治療したあとに、「払えない」ということがないようにするためです。獣医の治療費ってのは保険が効かないので、たいてい高額になります。それを見越してサインを書かせる獣医が多いのです。
コンプライアンスは昔からアメリカは当たりまえで、とくに高額治療を受ける場合(こちらでは歯医者とかもそう)、支払う意思の確認のサインはさせられます。
判子(はんこ)文化のないアメリカでは、手書きのサインというものはペンさえあればできるので、比較的求めやすいのだろうが、とにかく、サイン、サイン。
訴訟大国アメリカでは、誰しも簡単には謝りません。だって謝ったという事実の証拠があれば、訴訟では不利になるからです。
アメリカのテレビで、日本のように、芸能人が記者会見して謝ったり、記者会見で土下座したり、どっかのお偉いさんたちが、泣きながら頭さげたり?という、こういう映像は、まず見ません。
「謝れ」とか「謝罪しろ!」っていう風潮、日本独特の文化でいつから世間がそんなに偉くなったんでしょうか。