新型コロナウイルスの国内感染拡大から早数カ月。短いこの期間に、日本のみならず世界中で生活や文化の価値観が変わりました。
筆者においては、仕事でもプライベートでも、リモートコミュニケーションが一気に増え、外出自粛要請が解けたいまもそれがスタンダードになっています。
最近では「新しい生活様式」という言葉が生まれ、密にならない、マスクをつける、熱を測り外出する、こまめに除菌する、などが当たり前の日常生活へとシフトしました。特に人との距離の取り方は、ビフォアコロナのころとは大きく変わった点ではないでしょうか。
ラブコスメが実施した、20〜60代の女性1,954人を対象にした意識調査によると、コロナ禍ではパートナーとの恋愛・コミュニケーション方法のあり方にも大きな変化があったようです。今回はこの意識調査をもとに、アフターコロナにおけるラブコミュニケーションについて一緒に考えていきましょう。
会えないけど、顔は見たい…どうする?

image by:ラブコスメ
外出自粛期間中は特に、別居しているカップルは工夫してパートナーとの時間を過ごしてきた人が多いでしょう。
もちろん、LINEなどのSNSやメールといった文字を交わすツールは前にも増して大活躍。でもいまは、スマホやPC、タブレットなどのおかげで、離れていても声が聞けるだけではなく、顔を見ながら無料で会話を楽しむことができるので便利ですね。
コロナ報道後、直接会う機会が減ったことをきっかけに、ビデオ通話を使い始めたカップルも多いようです。
どうする?体と体のコミュニケーション

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同じ屋根の下でケンカが絶えなくなってしまった、相手のリテラシーの低さや自分勝手さが露呈し嫌になってしまったという同居カップルがいる一方で、会えない時間にオンラインでコミュニケーションを取ることでより関係を深めた別居カップルもいるようです。
筆者の周辺でも、「通話中にプロポーズされた!」なんていう話をチラホラ耳にします。
さて、仲を深めたカップルも、これまでと変わらなかったカップルも、自粛期間を過ごすうえで直面したであろうラブコミュニケーションの問題。
カップルにとって、スキンシップが減ってしまうのは議論すべき点です。電話やビデオ通話で声を聞いたり顔を見ることはできても、触れられないのはもどかしい…。

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会えないことで、やはりカラダの関係は格段に減ってしまいます。意識調査の結果でも、約半数の人がパートナーとのラブコミュニケーションが「減った」と回答。
蜜だ、濃厚接触だ、ソーシャルディスタンスだ…といわれるなか、ラブコミュニケーションを取ることに対する意識の変化も起きていたようです。